【予選：F1オーストリアGP】フェルスタッペンが僅差のポールポジション！速さを見せたフェラーリは0.048秒届かず･･･ペレスはタイム抹消“連発”でQ2敗退、角田裕毅16番手
2023年F1第10戦オーストリアGP（レッドブル・リンク）の1日目、決勝レースのスターティンググリッドを決める予選が行われた。
●【2023F1第10戦オーストリアGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■Q1：18分間
18分間で行われるQ1の残り12分過ぎ、ターン1のアウト側で加速する際にソーセージ縁石に乗ってしまったバルテリ・ボッタス（アルファロメオ）がスピン。イン側に巻き込むようにスピンして、180度クルッと回転した状態でグリーン上でスタックしてしまったため、イエローフラッグからレッドフラッグに変わり、セッションは一時中断した。
Q1トップタイムはマックス・フェルスタッペン（レッドブル）、2番手はセルジオ・ペレス（レッドブル）、3番手はカルロス・サインツ（フェラーリ）だった。
レッドブルと同じホンダRBPTのパワーユニットを搭載するアルファタウリは、角田裕毅が16番手、新人ニック・デ・フリースは20番手だった。
【予選Q1敗退】F1オーストリアGP
16 角田裕毅（アルファタウリ）
17 ジョウ・グァンユ（アルファロメオ）
18 ローガン・サージェント（ウィリアムズ）
19 ケビン・マグヌッセン（ハース）
20 ニック・デ・フリース（アルファタウリ）
■Q2：15分間
Q2トップタイムはマックス・フェルスタッペン（レッドブル）、2番手はカルロス・サインツ（フェラーリ）、3番手はランド・ノリス（マクラーレン）だった。
トラックリミット違反でタイムを取り消されるドライバーが多く、セルジオ・ペレス（レッドブル）は2番手タイムを出していたが取り消されて15番手となり、レッドブルの地元でQ3進出を逃してしまった。
【予選Q2敗退】F1オーストリアGP
11 ジョージ・ラッセル（メルセデス）
12 エステバン・オコン（アルピーヌ）
13 バルテリ・ボッタス（アルファロメオ）
14 オスカー・ピアストリ（マクラーレン）
15 セルジオ・ペレス（レッドブル）
■Q3：12分間
Q3でポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペン（レッドブル）、2番手はシャルル・ルクレール（フェラーリ）、3番手はカルロス・サインツ（フェラーリ）だった。
フェルスタッペンは通算26度目、4戦連続のポールポジション獲得となった。フェラーリは速さを示したもののフェルスタッペンには届かなかった。
4番手にはランド・ノリスが入り、マクラーレンのアップグレードが影響しているのであれば今後のレースも無視できない存在になるだろう。
最近の活躍からメルセデスがここでも上位に来ると予測する者もいたが、ルイス・ハミルトンは5番手、ジョージ・ラッセルは11番手だった。
アストンマーティンは、6番手にランス・ストロール、7番手にフェルナンド・アロンソが入り、ストロールがアロンソを上回るのはこれで2度目となる。
8番手にはニコ・ヒュルケンベルグ（ハース）、9番手にはピエール・ガスリー（アルピーヌ）、10番手にはアレクサンダー・アルボン（ウィリアムズ）が入っている。
■【予選結果】F1オーストリアGP
1 M.フェルスタッペン（レッドブル）
2 C.ルクレール（フェラーリ）
3 C.サインツ（フェラーリ）
4 L.ノリス（マクラーレン）
5 L.ハミルトン（メルセデス）
6 L.ストロール（アストンマーティン）
7 F.アロンソ（アストンマーティン）
8 N.ヒュルケンベルグ（ハース）
9 P.ガスリー（アルピーヌ）
10 A.アルボン（ウィリアムズ）
11 G.ラッセル（メルセデス）
12 E.オコン（アルピーヌ）
13 O.ピアストリ（マクラーレン）
14 V.ボッタス（アルファロメオ）
15 S.ペレス（レッドブル）
16 角田裕毅（アルファタウリ）
17 G.ジョウ（アルファロメオ）
18 L.サージェント（ウィリアムズ）
19 K.マグヌッセン（ハース）
20 N.デ・フリース（アルファタウリ）
