【SQ1：F1オーストリアGP】ハミルトンが脱落の波乱！角田裕毅とデ・フリースはSQ2へ
2023年F1第10戦オーストリアGP（レッドブル・リンク）の2日目、スプリント・シュートアウト（SQ）が行われた。
スプリント・シュートアウトは、このあと午後に行われるスプリント・レースのための予選で、SQ1で5台脱落、SQ2で5台脱落、SQ3ではトップ10台が争う。また、改訂されたルールでは、SQ1とSQ2で新品ミディアムタイヤを使用し、SQ3ではソフトタイヤ（中古含む）を使用しなければならないが、新品ソフトタイヤを残しているドライバーは少ないため、SQ3で差がつきそうだ。
また、SQ1とSQ2では新品ミディアムタイヤで走行するのがルールだが、路面は濡れていてウェット宣言が出された。これは、ウェットタイヤのみならずどんなタイヤでも走らせられることを意味しており、多くのドライバーがソフトタイヤを選択した。レーシングラインが急速に乾いていく難しいコンディションのセッションだ。
SQ1ではウィリアムズ勢とオスカー・ピアストリ（マクラーレン）のみがインターミディエイトタイヤ（緑）で、多くのドライバーはソフトタイヤでコースインした。
●【2023F1第10戦オーストリアGP】全セッションのタイム、周回数
SQ1トップタイムはカルロス・サインツ（フェラーリ）、2番手はマックス・フェルスタッペン（レッドブル）、3番手はニコ・ヒュルケンベルグ（ハース）だった。
レッドブルと同じホンダRBPTのパワーユニットを搭載するアルファタウリは、角田裕毅が13番手、新人ニック・デ・フリースは8番手で共にSQ1を突破した。
■大波乱！
5台が落とされるスプリント・シュートアウト1で、ルイス・ハミルトン（メルセデス）が脱落するという波乱が起こった。
ハミルトンはトラフィックに巻き込まれ、アタックラップを中断しなければならなかった。
■【SQ1脱落】F1オーストリアGPスプリント・シュートアウト
16 ジョウ・グァンユ（アルファロメオ）
17 オスカー・ピアストリ（マクラーレン）
18 ルイス・ハミルトン（メルセデス）
19 バルテリ・ボッタス（アルファロメオ）
20 ローガン・サージェント（ウィリアムズ）
