【F1】マーク・ウェバーが語る、マックス・フェルスタッペンの連勝を止めることができるのは･･･？
かつてレッドブルで活躍し、F1通算9勝の記録を持つ元F1ドライバーのマーク・ウェバーが、マックス・フェルスタッペン（レッドブル）の勢いを止めることができるのは「信頼性の問題だけ」だと語った。
■来週末のオランダで勝てばベッテルの9連勝記録に並ぶフェルスタッペン
2023年F1シーズンは2021年と2022年のF1チャンピオンであるレッドブルのフェルスタッペンが圧倒的な強さでライバルたちをリードしている。
フェルスタッペンはここまでの12戦中10戦で勝利を飾る強さを見せ、現時点では第5戦マイアミGP以降8連勝を達成している。そして、もしもシーズン後半がスタートする来週末のF1オランダGP（27日決勝）でも勝利すれば、セバスチャン・ベッテルが持つ9戦連続勝利というF1記録に並ぶことになる。
■フェルスタッペンを止められるのは信頼性問題だけ
ミナルディ、ジャガー、ウィリアムズを経て2007年から2013年までレッドブルに在籍しベッテルのチームメートを務めた経験もあるオーストラリア出身のウェバーは、フェルスタッペンが来週末のホームレースでベッテルの記録を塗り替えることになると思うかと尋ねられると、F1公式サイトである『Formula1.com』に次のように答えている。
「それを止めるのは信頼性の問題だけだと思うよ」
「世界中が彼がホームレースで優勝するのを見たいだろうと私は思うよ。あそこで仕事をするのは特別のことだ。彼はそのレースで勝つべきだし、そうすれば彼は（ベッテルの連勝記録に）並ぶことになる」。
■シーズン後半もフェルスタッペンの強さに変化なし？
フェルスタッペンは現時点でのドライバーズランキングにおいては2番手につけているチームメートのセルジオ・ペレスにすでに125ポイントもの大差をつけており、通算3回目のドライバーズタイトル獲得もほぼ間違いない状況となっている。
46歳のウェバーは、夏休み後のシーズン後半もその様相が変化することはないだろうと次のように付け加えている。
「彼は休みを楽しみ、リフレッシュして戻ってくるだろう。そして、彼にはプレッシャーすらないと私は思っているし、それが彼にとってはさらなるアドバンテージになると思うよ」。
