F1第16戦シンガポールGP(マリーナベイ)の予選が行われ、アルファタウリF1のジョディ・エジントン(テクニカル・ディレクター)が次のように振り返った。
アルファタウリF1は、3戦目でQ3初進出のリアム・ローソンが10番手、角田裕毅はQ1でトップタイムを刻むなどアップデートに成功しパフォーマンスが向上している。
●【2023F1第16戦シンガポールGP】全セッションの結果・開催スケジュール
■ジョディ・エジントン(アルファタウリF1、テクニカル・ディレクター)
予選:10番手、15番手
「全体像を見れば、ここでのパフォーマンスは一歩前進したように見える。これはポジティブなことだし、より伝統的なサーキットである鈴鹿で検証し、発展させていく必要がある」
「今夜の予選を見ると、2台ともQ3に進出できるペースがあると信じていた。Q1でのペースとクルマのバランスは良かったし、もっと前進できそうだった。しかしQ2ではユウキ(角田裕毅)が最初のアタックラップでタイムを出すことができず、2回目の走行は中断してしまったから、タイムを記録できなかった。Q1のペースはQ3進出を十分に狙えるものだったので、とても悔しい」
「リアム(ローソン)は予選をスムーズにこなし順調に前進した。Q3に進出できたことは彼にとってのご褒美だし、F1で初めてだから見ていてうれしいことだよ」
「金曜日はロングランペースが問題なさそうだったので、それを生かし、ユウキがパッケージを最大限に生かせるよう、前に出るチャンスを逃さないように準備する必要がある。全体的にはポジティブな材料もあるが、目標を達成するためには明日が重要だ」。