レッドブルのセルジオ・ペレスが、来週末に行われるホームレースのF1メキシコGP(29日決勝)でF1引退を表明するのではないかという噂を否定した。
■F1引退説もささやかれているペレス
レッドブルと2024年の契約を結んでいるにもかかわらず、チームメートである現F1チャンピオンのマックス・フェルスタッペンに大差をつけられてしまっているペレスに関しては、今季限りでシートを失う可能性もあるとの噂がささやかれ続けている。
そして、最近では、子供たちと過ごす時間を増やすためにF1を引退することを決断し、それを母国メキシコで発表するようだとも言われていた。
■僕がペレスならまだ続けるとヴァン・デル・ガルデ
オランダ出身元F1ドライバーである38歳のギド・ヴァン・デル・ガルデは、17日(火)に放送された『DRS De Race Show』のポッドキャストでこうした噂について次のように語った。
「噂は噂だよ」
「彼はまだ比較的若い。もし僕が彼なら、F1を続けるだろうね」
「その一方で、今は精神的な面も作用している。問題は、ペレスがまだプレッシャーに対処できるかどうかだ」
■ペレスがF1引退の噂を否定
こうした中、33歳のペレスは今週、アメリカの月刊スポーツ誌である『Sports Illustrated(スポーツ・イラストレイテッド)』に対し、メキシコで引退発表するというような予定はないと主張した。
「今、僕には来年の契約がある」
「いいシーズンにすることが重要になるだろう。僕には続けたいというやる気もあるし、あと数年は続けたいと思っている。僕にはまだF1でやれることがたくさんあると信じているんだ」
そう語ったペレスは、次のように付け加えている。
「僕は、少なくともあと3年から4年はF1にいたいと思っているよ」