シャルル・ルクレール(フェラーリ)はF1アメリカGPで文字通り苦痛なレース週末を過ごしていた。
ルクレールは日曜日のレース戦略の失敗に憤慨し、また、チームメイトのカルロス・サインツをパスさせるようチームから指示されたことについても不満を漏らし、その後「プランク(板)」の摩耗で失格となった。
■歯痛に苦しんでいるルクレール
しかし、26歳の誕生日を1週間後に控えたルクレールにとって、オースティンの週末を通して悩まされた“歯の問題”ほど辛いものはなかった。
「木曜日からかなり強力な鎮痛剤を服用していたんだ」と『ビルト紙』はルクレールのコメントを伝えた。
「悪くなることもあれば、良くなることもあった。でもレースには影響なかったよ」。
■最終戦後まで歯の治療はできない?
ルクレールによると、この問題は親知らずの感染症が悪化している可能性がある。今週末のメキシコでのレースを数日後に控え、潜在的に大きな問題となる可能性がある。
親知らずを抜く手術が必要かどうか尋ねられたルクレールは、「まだ分からない」と答えた。
このような問題には特に悪い時期だ、なぜなら、今週末はメキシコ戦後、海外トリプルヘッダーの3戦目であるブラジルが控えているからだ。
その後、1週間の休みを挟んで、ラスベガス、そして最終戦アブダビと2連戦が開催される。「歯痛に時間を割く余地がほとんどないほど、タイトなスケジュールだ」と特派員のシリヤ・ルールは語った。