ローガン・サージェント(ウィリアムズ)にとって現時点での最後のF1レースはアブダビだという噂が勢いを増している。
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■メルセデス育成のベスティが有力候補に浮上か
メルセデスのジュニアドライバーでF2ランキング2位のフレデリック・ベスティ(21歳、デンマーク人)は金曜日、ルイス・ハミルトンのメルセデスでフリー走行1回目に出場し、2024年にはサージェントの代わりにメルセデスエンジンを搭載したウィリアムズでデビューする可能性が浮上している。
2024年の新契約を提示される可能性があるかと尋ねられたサージェントはアブダビでこう答えた。
「良い質問だね。正直に言って、分からないよ」。
■ウィリアムズF1はベスティのデータを見ている
元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、ラスベガスでのサージェントの将来について尋ねたウィリアムズのジェームス・ヴォールズ代表の答えを聞いて驚いたと語った。
「おそらくベスティがウィッシュリストに載っていて、ここアブダビで彼らが彼を注意深く観察しているからだと思った」と彼は『Sky Deutschland.』に語った。
「ウィリアムズがデータを見ることを許可されていると聞いている。おそらく彼らは今、来年に向けて決断しなければならないのかもしれない」とシューマッハは付け加えた。
■ウィリアムズF1代表、レース後に決断する
しかし、今年からウィリアムズの新チーム代表となったヴォウルズは、メルセデスF1で元ボスだったトト・ヴォルフ代表とはいまだに親しい関係にあるが、まだ決断を下す準備ができていないと言う。
「今週末のアブダビで決断を下すつもりはない。チームの将来と若手の将来について話しているのであれば、週末のレース後に落ち着いて決断したいと思う」。