3年連続チャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、F1の師であるヘルムート・マルコ博士に対して常に“忠誠心”を持って行動すると語った。
■フェルスタッペン、マルコを失脚させない
最近、レッドブルの首脳であるチームコンサルタントのマルコとチーム代表のクリスチャン・ホーナーとの間で権力闘争が起こっているという噂がある。
その結果、80歳のマルコがチームのF1プログラムから追い出される可能性も指摘されていたが、フェルスタッペンはアブダビで『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙に次のように語った。
「実際にはそれをありのままに説明する必要がある」
「レッドブルはヘルムートなしでF1を続けたくないはずだ」
「僕にとって、それは尊敬と忠誠に関係している」
「それは僕にとってナンバーワンだ。僕とチームとの契約を見てもそう感じる。またヘルムートからも相互の尊敬を感じるよ」
「僕は彼を失脚させないよ」。
■タイトル争いはチェックボックスみたいなもの
フェルスタッペンのマルコへの支援は、エナジードリンクを所有するチームにとってセンセーショナルで前例のない成功を収めたシーズンの終わりに行われた。
「問題は、これ以上良くなることはほとんどないということだ」
「スポーツの歴史上、このようなシーズンはあまりなかったと思う」
「1勝か2勝できればラッキーだった年もあったし、それは特別な瞬間だった。今、このような年では、むしろ、そのボックスにチェックを入れかどうかが重要なんだ」
「とても奇妙に聞こえるかもしれないけど、タイトルを争うときはそういうものなんだよ」。