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ヒュルケンベルグ、アウディ&ザウバー移籍は「時間が経てばわかる」ハースの問題は複雑・・・42歳アロンソと38歳ハミルトンは「良い大使」

2023年12月21日(木)19:05 pm

ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)は他のF1チームへの移籍、おそらくザウバーとアウディの新プロジェクト加入について否定していない。

ヒュルケンベルグは、2023年に最下位に沈んだ苦戦中のアメリカンチーム、ハースで今年F1に復帰したことを楽しんでいるという。しかし、36歳のヒュルケンベルグは最近、ハースの進歩、特にシーズン終盤に行われた“Bスペック”へのアップグレードについて、ラップタイムの面で“何も”もたらさなかったと率直な意見も口にしている。

■チームの問題は複雑

チームの改善努力が裏目に出たと気づいたときの心境を尋ねられた彼は、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』にこう答えている。

「クルマを改造するために多くの労力を費やしたのに、最終的な結果がほとんど同じでは、自分たちのニーズに合っていないと認めざるを得ない。来年はもっとうまくやるのが僕らの仕事だ」と付け加えた。

ヒュルケンベルグは、テクニカルパートナーのフェラーリが2023年のアップグレードでタイヤの過度な摩耗問題を主に解決できたことは「まだ慰めにはならない」と話す。ハースは来年供給されるパーツの恩恵を受けるかもしれないにもかかわらずだ。

「僕は夕方より前の日は褒めない。来年何が起こるか様子を見よう」。

ヒュルケンベルグは、なぜハースが2023年の改善に向けてこれほどまでに苦戦したのかについて尋ねられると、こう答えた。

「いくつかのことが関係している。チームの規模、予算、インフラ、人材の質などだよ」

■移籍について「時間が経てばわかる」

F1唯一の現役ドイツ人レーサーであるヒュルケンベルグは、2026年のフルワークスプロジェクトを前に、ザウバーチームを徐々に引き継いでいるアウディとの関係もすでに噂されている。ヒュルケンベルグは2025年に向けて自由に移籍することができるため、それが現実的な選択肢なのかと尋ねられると、こう答えた。

「時間が経てばわかることだ。来年のシーズンがどうなるか見てみよう。競争力のあるマシンがあるのか?誰がどの仕事に推薦されるのか?」

「今は自信を持って答えられない。同じことが繰り返されないよう、おそらく社内での位置づけを少し変えなければならないだろうね」。

■先輩のアロンソとハミルトンは良い大使

F1で最も経験豊富なドライバーのひとりである彼は、ハースよりもはるかに競争力のあるチームで自分のサービスが求められる可能性があることを理解している。

「フェルナンド(アロンソ、42歳)とルイス(ハミルトン、38歳)はいい大使だよ。年齢を重ねても速くなれることを証明しているからね」

アロンソのように42歳になってもF1に参戦していることを想像できるかという質問に、彼はこう答えた。

「僕は今36歳だ。今日の時点ではね」。

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