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アロンソ、シューマッハは「タフな男」で「とても冷淡だった」と語る 倒すために「何年も準備をしてきた」

2024年02月06日(火)10:12 am

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、20年近く前にワールドチャンピオンを争っていた偉大なミハエル・シューマッハを「タフな男」で「とても冷淡だった」と記憶しているという。

当時20代前半だったアロンソは、2005年と2006年にシューマッハのドライバーズタイトルの連続記録を打ち破り、その瞬間に向けて何年も準備をしてきたと語った。

現在42歳のアロンソは、『DAZN(ダゾーン)』のドキュメンタリー番組『Fernando-Revelado(フェルナンドが明かす)』でシューマッハとの思い出を尋ねられると、「ライバル、ライバル関係だけど、インスピレーションも与えてくれた」と答えた。

「僕が今まで出会った中で最もタフなライバルであったということは別として、どんな子供にとっても参考となる存在が必要だということを忘れてはならない。僕がカートをしていたとき、ミハエルはすでにF1に参戦していて、ちょうど僕がF1にデビューしようとしたとき、ミハエルが圧倒的に支配し始めたんだ」

「僕はフォーミュラ・ニッサンやフォーミュラ300でF1と同じコースを走っていて、マイケルはすべてのレースでいたので、彼がどのように行動し、どのように反応し、どのように服装し、どのように運転するのかに注目し始めたんだ」

「彼はインスピレーションを与えてくれる存在で、それを心に留めておくと、突然、毎週日曜日に彼とホイール・トゥ・ホイールで戦っている自分に気がつくんだ」とアロンソは説明した。

「とても特別なことだった。何年もの間、僕はその瞬間を迎えるために準備をしてきた。『これとこれを改善しなければならない』と常に考えていた。2003年や2004年に影でやっていた小さなことだ。2005年に起こったことは突然のことではなく、何年もかけてやってきたことなんだ」

「モータースポーツでは、常に半年先、1年先を見ているんだ」。

2005年、アロンソとシューマッハがついにホイール・トゥ・ホイールで対戦したとき、当時ルノー・ドライバーだったアロンソは、偉大なドイツ人であるシューマッハが自分を打ち負かそうとする意志の強さを間近で感じたと語った。

「ミハエルはスポーツレベルのサーキット上だけでなく、外でも本当にタフな男だった。彼はとても冷淡で、常に距離を置き、威圧しようとしていた。彼は会話をするのがとても難しいドライバーだった」とアロンソは振り返る。

「ドライバー・ブリーフィングに行くと、彼は少し奇妙な顔をしていたよ。ライバル関係があるのは分かっていたが、彼はそれを文字通り受け止めていた。僕にも競争心はあったし、よくぶつかり合ったけれど、敬意は払っていた。でも、タフなライバル関係だったよ」。

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