フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、2025年ドライバー市場“シリーシーズン”が渦巻く中、トップチームのメルセデスとレッドブルが作成する「リスト」に自分が入っていることを認めている。
現在もアストンマーティン・ドライバーのキャリア管理を統括するフラビオ・ブリアトーレは今週、バーレーンのパドックでトト・ヴォルフ(メルセデス)やクリスチャン・ホーナー(レッドブル)と会っているところを目撃されている。
「契約はしていないよ」と42歳のアロンソは、ジェッダのパドックで『AS』紙に語った。
「だから、ほかの選手権や引退のリストに載るよりは、そういうリストに載ったほうがいいんだ」
しかし、2024年シーズン終了後にヘルメットを脱ぐかどうかも含めて決めていないという。
「今後数週間のうちに将来のことを決めるつもりだ。まず自分自身と話し合って、F1のために100パーセントの準備をするために人生のすべてを犠牲にするかどうかを決める。それは僕が決めることだ」
ルイス・ハミルトンが2025年に向けてメルセデスのコックピットを明け渡す中、ホーナーのスキャンダルがマックス・フェルスタッペンのレッドブル離脱の引き金になるかもしれないとなれば、“シリーシーズン”はさらに大きな混乱に陥るかもしれない。
「マックスに何が起こるのか、興味深く見守るよ」とアロンソ。
「ここ2、3カ月はこの噂が多すぎて、すべてを信じるのは難しい。まず第一に、それに答えるのはマックスだ」
「まず第一に、僕としてはレースを続けるかどうかを決めなければならない。F1ドライバーである自分のことだけを考えるのは利己的だし、それはとても良いことだけど、僕はそういう人間じゃない」
「もしコミットメントするとしたら、それはレースに勝てる可能性があるからだし、100パーセントの力を出してくれる組織に100パーセントの力を出すつもりだ。多くの質問があるけど、それは第二部だ」
「未来の最初の部分は、僕自身が決めることなんだ」。