F1第2戦サウジアラビアGP(ジェッダ市街地サーキット)の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が通算56勝目を挙げた。今季2勝目。
●【2024F1第2戦サウジアラビアGP】決勝レースのタイム差、周回数
2位はセルジオ・ペレス(レッドブル)でレッドブルF1は2戦連続でワン・ツー・フィニッシュを達成した。
3位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番グリッドからスタートしたが、ペレスを抑えることはできなかった。しかし最終ラップ、意地を見せてファステストラップを獲得した。
■新人ベアマン、ポイント獲得!
急遽フェラーリからF1デビューを飾った18歳の新人オリバー・ベアマン(フェラーリ)は、11番手からスタートして7位でフィニッシュ。フェラーリF1に6ポイントを持ち帰り、カルロス・サインツ(フェラーリ)の代役として及第点の活躍を見せた。
■RB、速さなく
レッドブルF1と同じ『Honda RBPTH002』を搭載するRBは、9番手スタートの角田裕毅が14位、14番手スタートのダニエル・リカルドは16位で、ポイント獲得はならなかった。
■ハース、見事な戦略
小松礼雄チーム代表率いるハースF1は、見事な戦略を展開し、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が見事10位でフィニッシュし貴重な1ポイントを獲得した。
ハースは、合計20秒ものペナルティを科せられたケビン・マグヌッセン(ハース)に後続をブロックさせ、タイヤ交換を遅らせていたヒュルケンベルグがコースに戻った際に自分の前に出すという見事な戦略を成功させた。
激しい戦いの中団グループ争いでは、この1ポイントが重要になる。
■リタイアは2台
リタイアは2台、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)とランス・ストロール(アストンマーティン)だった。
ガスリーはフォーメーションラップでギアボックスの問題を報告して2周目にピットイン、今シーズンのリタイア第1号となった。ストロールは壁にタイヤを引っかけてしまい、サスペンションアームが折れてクラッシュバリアに突っ込んでしまった。この影響でセーフティカーが出動した。
■決勝レース暫定結果/F1第2戦サウジアラビアGP
1 M.フェルスタッペン(レッドブル)
2 S.ペレス(レッドブル)
3 C.ルクレール(フェラーリ)
4 O.ピアストリ(マクラーレン)
5 F.アロンソ(アストンマーティン)
6 G.ラッセル(メルセデス)
7 O.ベアマン(フェラーリ)
8 L.ノリス(マクラーレン)
9 L.ハミルトン(メルセデス)
10 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
11 A.アルボン(ウィリアムズ)
12 K.マグヌッセン(ハース)
13 E.オコン(アルピーヌ)
14 角田裕毅(RB)
15 L.サージェント(ウィリアムズ)
16 D.リカルド(RB)
17 V.ボッタス(Kickザウバー)
18 G.ジョウ(Kickザウバー)
ー L.ストロール(アストンマーティン)
ー P.ガスリー(アルピーヌ)