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内紛は最強レッドブルF1を崩すチャンス…メルセデスとフェラーリが主要人物引き抜きに動く

2024年03月10日(日)22:46 pm

圧倒的な強さを誇るレッドブル・レーシングの内部紛争に、ライバルチームも熱い視線を注いでいる。

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■メルセデスF1がマルコ博士のために居場所を用意

メルセデスは、フェラーリに移籍するルイス・ハミルトンの後釜としてマックス・フェルスタッペンを狙っているが、そのカギはヘルムート・マルコ博士の居場所をシルバーアローのガレージに見つけることかもしれない。

トト・ヴォルフは『Sky Italia(スカイ・イタリア)』に対し、故ニキ・ラウダのことを指してこう語った。

「僕らのマスコットがいなくなって寂しいよ。ヘルムートは常に我々の最有力の敵だった。年齢的にはぴったりだが、彼はまだ赤い帽子を持っていない」。

■マルコが去る可能性

数日前、“マルコ条項”によってフェルスタッペンは2028年のレッドブルとの契約から逃れることができるかもしれないという話が浮上したが、現在80歳のマルコはクリスチャン・ホーナーのスキャンダルの一環として更迭されるか、自主的に去る可能性がある。

マルコは金曜日、オーストリアの放送局『ORF』にこう語った。

「マックスを失うことは信じられない損失だ。なぜなら、多くのメカニックやエンジニアがマックスのために働こうとしているからだ」

「マックスは間違いなく最強の資産だ、今のところこれ以上速いドライバーはいないからね」

■フェラーリがエイドリアン・ニューウェイの右腕に働きかけ?

もしフェルスタッペンが移籍すれば、レッドブルのほかの主要メンバーも移籍するかもしれない。「ドミノ効果が起こる可能性は高い」とドイツの放送局『RTL』の評論家フェリックス・ゴルナーは言う。

イタリアの権威ある新聞『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』の特派員であるパオロ・フィリセッティは、レッドブルが動揺する中で、この噂は「ますますしつこく、一貫したものになってきている」と主張している。

この噂とは?それは、フェラーリがレッドブルのテクニカルディレクター、ピエール・ワシェと“接触を強めている”というものだ。ピエール・ワシェは、エイドリアン・ニューウェイの“右腕”として活躍している。

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