フォーミュラEは、日産自動車が2024年3月30日(土)に「ABB FIA Formula E 世界選手権」として開催されるTokyo E-Prixのオフィシャルレースパートナーに決定したと発表した。
■電気自動車の普及へ加速
このパートナーシップは、電気自動車の普及を促進するフォーミュラEのミッションを体現するもので、日産自動車にとっても、電動化技術開発などのイノベーションや、持続可能なモビリティ社会の実現に向けた取り組みを社会に印象づける機会になる。
日産自動車は、日本メーカーとして初めて、フォーミュラEにシーズン5から参戦している。サーキットでの学びを電気自動車の開発に生かしてきた日産自動車は、今回のパートナーシップを締結したことで、電気自動車のリーディングカンパニーとしての地位を世界に対して示すことになる。
■EV NISMOモデルカーでデモラン
日産は、東京大会のオフィシャルレースパートナーとして、大会当日に行われるファンエキシビジョン「エレクトリフィケーション・ラップ」において、SUPER GT GT500クラスのドライバーなどによるEV NISMOモデルカーでのデモンストレーション走行を行い、EVならではの爽快な走りをファンに届け、初開催となる東京大会を更に盛り上げることになる。
■“ニッサン・パワー”のマクラーレンにも注目
また、日産自動車は、『NEOM McLaren Formula E Team』にパワートレインを提供しており、最先端のソフトウェアとエンジニアリングのさらなる開発を続けている。
■東京大会の特徴
2024年のTokyo E-Prixは、首都圏内に位置する東京ビッグサイト周辺に18ターン、2.58kmのストリートサーキットを設置する。
このサーキットは、大都会東京を背景に、3本の長いストレート、タイトでテクニカルなターンの連続、高速のコンビネーションなどで構成されるのが特徴だ。
さらに、レースに合わせて設置されるファンビレッジでは、ゲーミングアリーナやキッズゾーン、表彰式が行われるステージエリアなどFormula Eの世界感を味わえるコンテンツが楽しめる。