カルロス・サインツ(フェラーリ)は現在、2025年に向けて「いくつかのチーム」と交渉中だと語った。
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メルボルンで行われたF1オーストラリアGPの優勝後、アウディ傘下のザウバーのボス、アンドレアス・ザイドルが、来年フェラーリから出されることになるサインツに対し、正式な契約オファーを受け入れるか拒否するかの期限を4月中旬に設定したとの噂が流れていた。
しかし、好調な29歳のサインツは、メルセデス、レッドブル、アストンマーティンを含む他のチームとも噂されている。
「いくつかのチームと交渉中だよ」と、スペイン人のサインツは木曜日に鈴鹿で認めた。
「まだ来年の仕事がまだ決まってないから、僕とマネジメントチームはこれをしないとね。実際、どの選択肢が現実的で、自分自身と自分の将来にとってベストなのかを理解するために、ほぼすべてのチームと話し合いしてるよ」
「でも、まだ何も言うことはなくて、僕が言えるのは、物事を少し加速させる時だということだけだよ。遅かれ早かれ、この問題を収束させることができることを願っているんだ」とサインツは付け加えた。
■体調は回復傾向
しかし、目先の良いニュースは、盲腸の手術からほぼ快復し、オーストラリアGP後のメルボルンでロードサイクリングをしているところを目撃された。
サインツは「まだ以前ほど自分を追い込んではいないけど、少なくともトレーニングを再開し、100%体調は良いと感じているよ」と語った。
■F1日本GPでも好結果
サインツはF1日本GPで予選4番手、決勝レースでは3位表彰台を獲得。レッドブルF1にはついていけなかったものの、チームメイトのシャルル・ルクレールを上回ってみせ、F1界にその実力を示し続けている。