NEXT...F1開催スケジュール

どうするサインツ―レッドブルでフェルスタッペンの影に?アウディ移籍は優勝から遠のく?やはりメルセデスが最適解?

2024年04月21日(日)6:39 am

カルロス・サインツ(フェラーリ)は、昨シーズン、そして今シーズンもここまでレッドブルF1以外で唯一の優勝を果たしているのドライバーだが、来シーズンのフェラーリでのシートをルイス・ハミルトン(メルセデス)に奪われたことで、トップチームのシート探しに奔走中だ。

移籍市場の注目ドライバーであるサインツは、ジュニアドライバーとして所属していたレッドブル、そしてハミルトンと交代する形でメルセデスでも噂されている。

F1チャンピオンを狙いたいサインツにとっては、実に悩ましい複雑な状況だ。

レッドブルF1だとレースに勝利するチャンスは高いもののマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のナンバー2を受け入れる必要がある。優勝数は増やせても、フェルスタッペンのサポート役を受け入れる必要があり、チャンピオンになれる可能性は低い。

メルセデスF1の本命はフェルスタッペンで、将来的には17歳のキミ・アントネッリを昇格させたい。今は表彰台争いが精一杯のチームだが、シリーズを制する方法を知っている強大なワークスチームだ。

アウディは高額なオファーを提示してくれているが、レースに勝つどころか上位争いすら難しい。今のザウバーの実力、そして新規参入のワークスPUがすぐに勝てるほどF1は甘い世界ではないのはホンダを見ればわかることだ。アウディが数年以内に勝てるという根拠もなく、一度中団チームに入ると実力を示すチャンスも減り、トップチームへの移籍すら難しくなる。

■アウディで走るとは思えないとロズベルグ

そんな中、2016年ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグは中国でこう語った。

「アウディは彼にオファーを出している。しかし、そうなると彼は来年フロントに立つチャンスはないだろう。チーム(ザウバー)はそのときアウディでないからね」

「そしてレッドブルでフェルスタッペンと一緒に走ることは、彼にとって楽しいことではない。彼が再びナンバー2ドライバーになることを受け入れるとは思えない」。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック