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RB代表が示唆「リカルドは最後かも…ファステストラップでレースを堪能させたかった」角田裕毅の力強い走りを評価も「スタートは今シーズンの課題」/F1シンガポールGP

2024年09月23日(月)23:45 pm

F1シンガポールGPの決勝レースを終えて、ローラン・メキース(RBチーム代表)が次のように語った。

●【2024F1第18戦シンガポールGP】全セッションの結果・タイムスケジュール

■ローラン・メキース(RBチーム代表)

「今回のパフォーマンスは最近のレースに比べれば良かったものの、ポイント獲得には及びませんでした。しかし、金曜日からダニエル(リカルド)とユウキ(角田裕毅)の両方が競争力を見せていました」

■角田裕毅はソフトタイヤで非常に力強い走り

「ユウキは予選で力強い走りを見せてQ3に進出し、これは非常に励みになる結果でした。グリッド8番手からのスタートでポイントを期待していましたが、残念ながらスタート直後に3つのポジションを落とし、その後は抜くのが非常に難しい展開になってしまいました。我々のスタートは今シーズンずっと課題で、これを改善するために全力を尽くしています。接戦の中で、これはポイントを取れるかどうかの違いを生みます。

ポジティブな点としては、ユウキがソフトタイヤで非常に力強い走りを最終スティントで見せたことです。多くの周回をソフトコンパウンドで走らせるという大胆な選択でしたが、ペースを引き上げることができました。それでも、ポイント圏内に戻るには足りませんでした」

■今回がダニエルにとって最後のレースになるかも

「ダニエルは後方からのスタートだったため、ポイント争いに加わるにはセーフティカーが必要でした。ソフトタイヤでの攻めの戦略を取り、レース中も非常に良いラップを刻んでいましたが、後方からでは良いポジションに戻るのはほぼ不可能でした。それでも彼は最後まで諦めず、全力で戦い続けました。

今回がダニエルにとって最後のレースになるかもしれないので、彼にファステストラップを取らせ、レースを堪能させてあげたいと思っていました。

これから数週間で、最後の追い込みに向けて準備を進めます。シーズンの残りは2回のトリプルヘッダーが控えており、競争はかつてないほど激しいです。最善を尽くして戦い抜くつもりです。」

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