高温多湿の中で行われたF1シンガポールGP後、メルセデスのドライバーたちは脱水症状と疲労感を抱えていた。レース勝者のランド・ノリス(マクラーレン)は「頭がクラクラする」と語り、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)は汗で3キロも減少したことを明かした。
●【2024F1第18戦シンガポールGP】全セッションの結果
ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルは、超高温となる2024年型メルセデスのコックピットで疲労困憊、チームは2人のプレス向け活動をキャンセルした。メルセデスのトト・ヴォルフ代表は「彼らは熱中症に苦しんでいたが、今は大丈夫だ。氷風呂が助けになった」と付け加えた。
F1ドライバーはTVとプリントメディアのインタビューへの出席が義務付けられているが、FIA(国際自動車連盟)はメルセデスの説明を受け入れた。
メルセデスは、ペトロナス創立50周年を記念したエメラルドグリーンを基調とした特別な一回限りのカラーリングのマシンを走らせていた。