ダニエル・リカルド(RB)は、F1キャリアを延命させるためにリザーブドライバーに戻ることには興味がないと明言した。
2022年にマクラーレンを解雇された際、レッドブルは彼を救済し、2つのF1チームのリザーブドライバーに任命した。その後、RBに復帰し、将来的にレッドブル・レーシングへの復帰を目指していたが、F1シンガポールGPが彼の最後のレースとなる可能性が高く、レッドブルは近日中に彼のチーム離脱を公式に発表する見込みだ。
リカルドは「昨年は、レッドブルに片足を踏み入れておくことが大きな意味を持っていたし、もちろん、レッドブルに戻ることが大きな目標だった。だけど、もしまた同じことをするとしても、あまり意味はないと思う。僕は自分のキャリアを再スタートさせるつもりはない」と述べた。
また、現在の自分の年齢が一貫した競争力を維持できない原因の一つであると認めた。
「毎週末、パフォーマンスを示すのが難しくなっているのは明らかだ。年齢が関係しているかもしれない。35歳よりも25歳の時の方が、間違いなく簡単だったと思う。だけど、競争が激化しているということもあるかもしれない。だから、おそらくレベルが上がっているだけで、毎週そのレベルで戦うのは僕にとって難しいことなのかもしれない」と分析した。
彼はキャリアの終わりを「悲しく振り返ることなく」受け入れる決意を示し、「自分が成し遂げたことに満足している。かつてそれができたことを嬉しく思うよ」と語った。