2024年9月26日(木)、RBは公式SNSで「ありがとう、ダニエル(Thank you Daniel)」と投稿し、ダニエル・リカルドのこれまでの貢献に感謝の意を示した。
これを受けて、リカルドは自身のインスタグラムで、これまでのF1キャリアとファンへの感謝、そして次のステップに向けた思いを綴った。
「僕はこれまでずっとこのスポーツが大好きだった。ワイルドで素晴らしい旅だった。それぞれの役割を果たしてくれたチームや関係者のみんなに感謝します。時には僕よりも(笑)このスポーツを愛してくれたファンたちにも感謝します。常に浮き沈みはあるだろうけれど、とても楽しかったし、正直に言えば、それを変えたいとは思わないんだ。次の冒険まではね。」
リカルドの言葉には、F1に対する深い愛情と感謝、そして前向きな姿勢が込められている一方で、満足な結果を残せず不完全燃焼のまま旅を終える男の、悔しくも寂しい本音が伝わってくる。リカルドのこの発言には、多くのファンからの応援と感謝のコメントが寄せられている。
リカルドはRBからF1に復帰し、もう一度チャンピオンを狙えるレッドブルのシートを獲得しようとチャンスを伺っていたものの、マネジメント陣を満場一致で納得させることができず、シーズン途中でシートを明け渡すことになった。
来年のシートを獲得することはかなり難しく、チャンピオンを狙うというF1の旅はここで終わりを迎えることになるだろう。