ルノーのF1ワークスエンジンがいよいよ終わりを迎えようとしている。
ルノーのルカ・デ・メオCEOが、アルピーヌチームへのエンジン供給を廃止し、メルセデス製エンジンに切り替える可能性を示唆したことで、ヴェリー=シャティヨンにあるルノーの施設の従業員たちは強い不満を抱いている。労働組合の支援を受けた従業員たちは、最近デ・メオCEOと直接対話する機会を得たが、ルノーの最終決定が下される9月30日の期限が近づいている。
労働組合の支援を受けたF1エンジンのスタッフは、最新の声明の中で次のように述べている。
「フランスの歴史あるヴェリー=シャティヨン拠点でのF1エンジン製造が中止されるというルノーグループの戦略的な決定を前にして、空模様はますます怪しくなっている」
従業員たちは、9月20日にデ・メオCEOと会談した後、まだ正式な回答を受け取っていないとしている。
「フィニッシュラインが近づいています。9月30日月曜日の投票を経て、アルピーヌ・レーシング・フランスの変革計画が実施されるかもしれません。」
歴史あるルノーF1エンジンの運命はあと数日で決まることになる。