F1公式サイトが、ドライバー20人が選ぶ「2024年のトップ10ドライバー」を発表した。
投票ルールは、ドライバーたちは自分自身にも投票できるものの、ほとんどのドライバーは自分自身を選ばない者も多かった。毎年のことだが、各リストは秘密という条件で提出される。
ランキングは、現在のF1ポイントシステムに基づいて付与され、各リストのトップドライバーは25ポイント、10位のドライバーは1ポイントを獲得できる。これらを合計して、全体のトップ10が作成された。
ドライバーが選ぶ、2024年のトップ10ドライバー!
順位 ドライバ 2023年と比較
1 フェルスタッペン 同
2 ノリス 2つアップ
3 ルクレール 2つアップ
4 ラッセル 新規
5 ピアストリ 3つアップ
6 サインツ 同
7 ガスリー 2つアップ
8 ヒュルケンベルグ 新規
9 アロンソ 6つダウン
10 ハミルトン 8つダウン
1位選出のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)には、8人が1位に投票し、全員がトップ4に入れており、圧倒的な支持を集めた。
2位選出のランド・ノリス(マクラーレン)は、昨年より2つ順位を上げて2位にランクイン。
3位選出はシャルル・ルクレール(フェラーリ)。昨年より2つ順位を上げて3位に入った。
4位選出のジョージ・ラッセル(メルセデス)は、昨年はトップ10圏外だったが、今年は4位にランクインした。
5位選出のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、F1参戦2年目で初優勝を経験して合計2勝したことが評価され、昨年より3つ順位を上げて5位に選ばれた。
6位に選出されたのは、フェラーリ最後の年となったカルロス・サインツ。自身初となる1年間に2勝を挙げ、昨年と同じ6位に選出された。
7位に選出されたピエール・ガスリー(アルピーヌ)は、目覚ましい活躍を見せたことで、昨年より2つ順位を上げて7位にランクインした。
8位に選出されたニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)も、印象的な結果を残した。
9位に選出されたのはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。昨年より6つ順位を下げたが、2度のF1王者らしい走りをライバルたちが評価した。
10位に選出されたのはメルセデスで最後の年となったルイス・ハミルトン。7度のF1王者は、昨年より8つ順位を落とした。また、ドライバーズ選手権でも自己最低の7位に終わっている。
■角田裕毅は惜しくもトップ10を逃す
角田裕毅(RB)は9人のライバルたちから得点を得た。4年目で過去最高のシーズンを終えたものの、ドライバーが選ぶトップ10にはわずかに届かなかったようだ。
レッドブルを解雇されたセルジオ・ペレスは、2023年は10位にランクインしていたが、今年はトップ10から脱落した。
なお、この投票には、最終戦までに出場していたドライバー20人が投票に参加している。(エステバン・オコンは最終戦を欠場したが投票には参加)