・アキュラ93号車が他車失格によりポール昇格し、デイトナ24時間を先頭スタート
・太田格之進がHRCセミワークス体制で参戦、強力ドライバー陣とGTP挑戦
・予選常連の速さを武器に、多メーカー拮抗のGTPクラスで優勝を狙う
●【ライブ中継】2026 IMSA ロレックス・デイトナ24時間レース
64回目を迎えるロレックス・デイトナ24時間レースで、アキュラARX-06(アキュラ・メイヤー・シャンク・レーシング・ウィズ・カーブ・アガジャニアン)の93号車がポールポジションからスタートすることとなった。レンガー・ファン・デル・ザンデをはじめ、ニック・イェロリー、アレックス・パロウ、そして太田格之進がドライブする93号車は、予選後の裁定によりグリッド最前列へと繰り上がり、デイトナ24時間の先頭でグリーンフラッグを迎える。
最高峰GTPクラス公式予選は15分間で争われ、ファン・デル・ザンデは2番手タイムを記録していたが、トップタイムをマークした31号車が車検で失格となったことで、93号車がグリッド最前列へ昇格。デイトナ24時間のスタートでアキュラ勢が先頭に立つこととなった。
93号車は、ホンダ・レーシング(HRC)が2025年からメイヤー・シャンク・レーシングと組んでセミワークスとして運営しており、昨シーズンはデビューイヤーながらチームランキング4位。メーカー別の選手権マニュファクチャラーズチャンピオンシップでは最終戦までポルシェと競り合い、惜しくもランキング2位と大活躍の年だった。2年目の今年はチーム体制を継続し、チャンピオン獲得を狙う。
93号車のドライバーラインアップには、太田格之進も名を連ねる。ファン・デル・ザンデ、ニック・イェロリー、インディカー・シリーズ4度の王者で現王者のアレックス・パロウという実力者に囲まれ、太田はデイトナ24時間という最高峰の耐久レースに挑む。
太田にとっては、GTPクラスのトップチームの一員として走る重要な機会となり、アキュラ陣営としても若手ドライバーの成長と将来を見据えた布陣と言える。経験豊富なチームメイトとの走行を通じて、デイトナという特別な舞台で確かな存在感を示すことが期待される。
93号車のアキュラは2025年シーズン、モチュール・ポールアワードの常連として知られ、5月のデトロイトから8月のロード・アメリカまで3戦連続でポールポジションを獲得してきた。ニック・イェロリーが2度、そして6月のワトキンス・グレンではファン・デル・ザンデ自身もポールを手にしており、予選一発の速さは折り紙付きだ。
今回のデイトナでも、その安定したパフォーマンスが結果として表れ、アキュラ93号車は最前列から24時間の長い戦いに臨む。
グリッド2番手にはキャデラック・ウェイン・テイラー・レーシングの40号車キャデラックVシリーズ.R、3番手にはポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの7号車ポルシェ963が続き、GTPクラスは複数メーカーが入り乱れる展開となった。
その中で93号車は、速さと経験、そして若さを兼ね備えたラインアップでレースに臨む。昨年スーパーフォーミュラで最後までチャンピオン争いをした太田格之進は、世界最高峰の耐久レースへ2度目の挑戦。存在感を示す絶好の舞台となる。
64回目のロレックス・デイトナ24時間レースは、現地時間(米東部時間)の土曜日午後1時40分、日本時間の25日(日)午前3時40分にスタート。長く過酷な24時間の戦いが、いよいよ幕を開ける。太田格之進、そしてHRCの戦いに注目だ。
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