2016年F1第20戦ブラジルGPが11日(金)、インテルラゴス・サーキット(1周4.309km)で開幕。現地時間10時(日本時間21時)から行われたフリー走行1回目でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップに立った。
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セッション前半はメルセデスAMG、レッドブル、フェラーリのトップ3チームはいずれもミディアムタイヤで周回を重ねていく。最初の走行プログラムを終えた時点ではハミルトンとニコ・ロズベルグのメルセデスAMG勢が1-2体制を築き、それにレッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが続く展開となる。
ソフトタイヤで最初の走行プログラムに臨んだマクラーレン・ホンダ勢は、ジェンソン・バトンが10番手、フェルナンド・アロンソが11番手につけた。
セッション後半にはメルセデスAMG、レッドブル勢がソフトタイヤに履き替えてくる。ここでフェルスタッペンがトップタイムを刻むが、逆転でタイトル3連覇を目指すハミルトンがそのタイムをコンマ1秒弱短縮してトップに立つ。だが、このレースで優勝すれば初のタイトル獲得が決まるロズベルグはフェルスタッペンのタイムに届かず3番手にとどまった。
一方、フェラーリ勢はこのセッションでは一度もソフトタイヤを使わず、ミディアムタイヤでのロングランに重点を置くプログラムを展開。マクラーレン・ホンダ勢も後半はミディアムでのロングランに終始し、バトンが13番手、アロンソは14番手でブラジルでの最初のセッションを終えている。
ブラジルGP金曜フリー走行1回目のトップ10ドライバーは次の通り。
トップは1分11秒895をマークしたルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、4番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、5番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、6番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、7番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、8番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、9番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、10番手キミ・ライコネン(フェラーリ)。
F1ブラジルGPフリー走行2回目は、この後日本時間12日午前1時から始まる。
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