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F1イタリアGPは「危険じゃない」

2012年07月06日(金)0:42 am

F1の中でも人気の高いイタリアGP(9月9日決勝)の主催者は、9月のレース開催に向けてすべてが順調であると、F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンに伝えているようだ。

先月、地元当局者が今年の世界スーパーバイクのレースで発生した事故を受け、名高いモンツァ・サーキット(イタリアGP開催サーキット)を調査していたという報道があった。

『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』によると、検察官は主催者たちが以前からサーキットの路面状態が適切ではないことを知っていたのではないかと疑っているという。

そして同紙は、サーキットディレクターのエンリコ・フェラーリを含む幹部役員が停職処分になったと新たに報じている。

盗聴器に録音されていた会話内容から、役員たちが基準に満たないアスファルトを使用したパラボリカ・コーナー(最終コーナー)の路面に問題が起こる可能性を予見していながら、意図的にそのリスクを無視していたと伝えられている。

「統括者はアスファルトの問題に気が付いていた。だが、ドライバーやチーム、レース役員に対してそれを告げることはなかった」とサーキットオペレーターのシアズ・パオロ・グァイタマッキは指摘している。

そして「7月が終わるまでに、われわれはパラボリカのアスファルトの安全性を元に戻す」と付け加えた。

「エクレストンの側近と話をしたんだ。9月のイタリアGPの体制には全く危険がないということの念を押すためにね」とグァイタマッキは語った。

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