マッサ「僕がトップでアロンソが後ろにいたら、何をすべきか分かっている」

フェラーリのフェリペ・マッサが、ブダペストのハンガロリンクで開催されるハンガリーGP（29日決勝）に向けて意気込みを語った。

フェリペ・マッサ
「これまで僕たちにとって、タイヤが扱いにくいということはなかった。いくつかのレースで、性能低下が大きいこともあったけどね。全体的に見れば、タイヤは去年よりもかなりよく機能しているよ。ピットストップの数も以前ほど多くないしね。今は、タイヤよりもクルマの方に集中している。開幕時から、僕たちは大幅にクルマを改良したんだ。今後もシーズンを通じて、特に空力面でクルマを改良することが目標だよ」

「僕としては、何事もなくレースを戦うことが重要になる。それがフェルナンド（アロンソ／チームメート）を手助けすることになるし、僕自身やチームにとってもいいことなんだ。僕はタイトル争いから脱落したけど、フェルナンドは大きな差をつけてトップにいる。まだレースはたくさん残っているけどね。フェルナンドを助けながら、僕も可能な限りランキングで上位へ入るため、上位で戦えるよう全力を尽くすよ」

「そうは言っても、僕の目標は常に同じ。フェルナンドや、ほかのドライバー全員に勝つ事さ。クルマに乗るときは常にそれを目指しているし、レースドライバーならレースで勝つことを目指すものだよ。でも、もし僕がトップを走っていてフェルナンドが僕の後ろにいたら、何をすべきなのか分かっている。僕はプロドライバーだからね。どのチームでも同じことだよ」