・F1開幕戦オーストラリアGP決勝はスタート前から波乱、母国のピアストリがレコノサンスラップでクラッシュ
・ヒュルケンベルグ通信トラブルでリタイア、序盤にはハジャーPUトラブルなどリタイア続出
・アロンソは一度リタイアも26周目に再出走しデータ収集、波乱のレースは後半戦へ
3月8日、2026年F1第1戦オーストラリアGP(メルボルン、アルバートパーク・サーキット、58周)の3日目、決勝レースが開催されている。
まずスタート前に2つのドラマが起こった。1つ目は、母国グランプリを迎えたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が、スターティンググリッドに向かうレコノサンスラップでクラッシュしてしまったことだ。縁石に乗ってアクセルを踏んだ際に単独スピンを喫し、そのままウォールにクラッシュ。コース脇にマシンを止めた。コクピットの中で失望の様子を隠さず、しばらくうつむいたままだったが、その後マシンを降りた。
ザック・ブラウン(マクラーレン・レーシングCEO)は「彼はしばらく悔やむだろうが、切り替えるだろう」とコメントした。
2つ目のドラマは、11番グリッドのニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)だ。ヒュルケンベルグは「通信が途絶えた」ため、メカニックたちがスターティンググリッド上からマシンをガレージへ押し戻し修復を試みたが、最終的にリタイアとなった。
新時代のマシンによるレースは、スタート後も波乱含みとなった。
3番グリッドからスタートしたイザック・ハジャー(レッドブル・フォード)は、レース序盤にリアから白煙を上げてマシンをコース脇に止めた。明らかにレッドブル・フォード製のパワーユニット(PU)のトラブルとみられる。
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)は17番グリッドからスタートし、一時は10番手まで順位を上げた。期待が高まったものの、その後はじわじわと順位を落とし、15周目に「ピットに戻ってリタイア」という無線が飛んだ。これで4人目のリタイアとなった。
さらに、新規参入のキャデラックからF1復帰を果たしたバルテリ・ボッタスが、ピットレーン入口付近でマシンを停止。これで5人目のリタイアとなった。
26周目、リタイア表示だったフェルナンド・アロンソが、なんとガレージからコースに復帰した。壊れるまで走行を続け、今後のためのデータ収集を行う狙いとみられる。
波乱のレースは後半戦へと続く。
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