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オースティンとロシア、F1初開催に向けて順調

2012年08月05日(日)12:23 pm

F1初開催に向けて準備中のアメリカ・テキサス州のオースティンとロシアのソチから、いいニュースが届いた。

今年11月にF1アメリカGPを開催するオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、3日間の自由席入場券が完売したことを発表した。

アメリカのメディアが伝えたところによると、サーキット・オブ・ジ・アメリカズは3日間の観客数を12万人と見積もっているという。

「世界中のファンからの注目度は驚異的だ」と広報担当のジェフ・ムーアが話している。

工期の遅れや裁判沙汰が報じられていたサーキット・オブ・ジ・アメリカズだが、地元紙『Austin American Statesman(オースティン・アメリカン・ステイツマン)』は、工事が順調に進んでいることを伝えている。すでに、コースのアスファルト第一層の敷設、コーナー縁石やピットウォール、ランオフエリアのグラベル、セーフティーフェンスなどの設置が終わっているという。

2014年にF1ロシアGP開催を目指すソチでも、計画が進んでいる。ソチは2014年に開催される冬季オリンピックを最優先しているため、ロシアGPは2015年まで延期されるのではないかとの憶測もあった。

ロシアのドミトリー・コザック副首相が、ソチは冬季オリンピックに向けて準備を進めているが、F1のコースも2014年に間に合うと述べたことをロシア国営『ITAR-TASS(イタル・タス通信社)』が伝えている。

「2014年10月に初のロシアGPを開催できるだろう」とコザック副首相はロンドンで話した。

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