ルイス・ハミルトンのフェラーリ入りに先立ち、イタリアの名門F1チームであるフェラーリが新たなタイトルスポンサーと有利な契約を結ぶ可能性が出てきた。
フェラーリがタイトルスポンサーを持つのは、禁止されたタバコ広告のスポンサーだったフィリップ・モリスが関わっていた「ミッション・ウィノー(Mission Winnow)」プロジェクト以来だ。
ハミルトンには、前任のカルロス・サインツをはるかに上回る年俸を支払うことになるのは間違いないが、その資金を穴埋めするために、フェラーリがヒューレット・パッカード(HP)とのタイトルスポンサー契約を発表すると『Sport Business(スポーツ・ビジネス)』は報じている。
「ドライバーの年俸はF1の『コストキャップ』にカウントされないため、チームはスター選手の獲得に無制限に資金を投じることができる」とF1担当記者のマシュー・ウィリアムズは説明する。
『Sport Business(スポーツ・ビジネス)』は情報筋の話として、フェラーリとHP間の契約の年間価値は、レッドブルとオラクル(同じテクノロジー企業)のタイトルスポンサー契約に「匹敵する」と伝えている。
フェラーリとHPはまだコメントを出していない。