NEXT...F1開催スケジュール

角田裕毅「いつも通りヨーグルトを食べてからレースへ」イモラの復興と第2のホームレースへの意気込みを語る

2024年05月16日(木)14:51 pm

2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP(イモラ)を前に、角田裕毅(RB)が次のように語った。

■昨年は洪水で開催できず

「次はイモラです!とても楽しみですし、これまでかなり走ったトラックのひとつです。僕にとってははもう一つのホームレースで、2度目のホームレースになります」

「残念ながら昨年は洪水でレースができなかったので、今年ここでレースができること、そしてエミリア・ロマーニャのファンの声援を見られることをとても楽しみにしています。洪水の影響は甚大で、いたるところに泥が散乱し、家も家の中の物も、思い出の品も写真も、すべてを失った人たちがいます。エミリア=ロマーニャの街全体、そして地域全体が、その直後に信じられないような復興を遂げたのは本当にに驚異的で、人々が他のドライバーと助け合ったのが印象的でした」

「被災していない人たちは、スコップやカゴを持って、知らない人たちを助けられないかと町中を回っている姿は感動的でした。僕の家は被害を受けませんでしたが、他の人たちが助けているのをじっと見ているわけにはいかなかったので、シャベルを持って、大きな被害を受けた街の中心部に行き、道路の清掃を始めました」

「この洪水はいつまでも記憶に残ると思います。この地域は、僕が思っていたよりもずっと早く回復し、今は前を向いています」

■いつも通りの生活からレースへ

「今年は僕の家から15キロのところにあるイモラに戻ってきました。いつもファエンツァで過ごしている時間とまったく同じなので、不思議な感じです。ヨーグルトとフルーツで朝食を摂り、コーヒーメーカーでカプチーノを飲む、ごく普通の一日です。あとは20分ほど移動して、レーシングスーツを着てクルマに飛び乗るだけです。夜は家に帰って普段通り夕食を摂ります。でも、実はレースウィークなんです」

「トラック自体はとても好きで。とてもテクニカルで、多くの中高速コーナーと高速シケインがあり、鈴鹿に似ているけど少し狭いです。いつ走っても楽しいですし、多くの良い思い出があるコースです。特に僕らのVCARBグランドスタンドに、ファクトリーで一生懸命働いている人たちで埋め尽くされているのを見るのが楽しみです。ようやくファクトリーの人たちの前で、僕たちをサポートしてくれている人たちと一緒に走ることができ、彼らの前でチームが良い結果を出せることを願っています!」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック