BWTアルピーヌF1チームとエステバン・オコンは、2024年F1シーズン終了をもって契約を終了することに合意した。
オコンは2021年ハンガリーGPでF1初優勝を記録しているが、チームとオコンの5年間の旅は今シーズンで終わりを迎えることになる。
アルピーヌは、2025年のドライバーラインナップは近々発表する予定としている。
先日のF1モナコGPで、チームオーダーを無視してチームメイトのピエール・ガスリー(アルピーヌ)と接触し、オコンはリタイアに終わったことから、チーム代表のブルーノ・フェミンは激怒して「しかるべき結果が下されるだろう」と語っていた。
■オコン「近いうちに僕の計画を発表する」
エステバン・オコン(アルピーヌ)は次のように語った。
「このチームでF1レースをすることは、僕の人生の重要な時期だった。ここで5年間フルタイムのレーシングドライバーとして過ごしたけど、僕のプロのキャリアはティーンエイジャーの頃にエンストンで始まったので、ここは常に特別な場所なんだ。
素晴らしい瞬間も、厳しい瞬間もあったけど、チームのみんなには感謝しているよ。近いうちに僕の計画を発表するけど、それまではこのチームのために全力を尽くし、シーズンの残りを成功させることに集中するよ」
■ブルーノ・ファミン「2021年のハンガリーは最高だった」
チーム代表のブルーノ・ファミンは次のように語った。
「まずは、過去5年間チームに貢献してくれたエステバンに感謝したい。在籍中、私たちは素晴らしい瞬間を共に過ごしてきたが、その中でも最高の瞬間は、2021年のハンガリーグランプリでの忘れられないレースでの勝利だ。
2024年はまだ16レース残っているが、明確な目標は、チームとして精力的に働き続け、最高のトラック上の結果を目指すことだ。その瞬間が来たら、エステバンのドライバーとしてのキャリアの次の章が最高のものになることを願っているよ」