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アラン・パーメイン、RBの苦戦と改善策を語る「初日は順調ではなかった」

F1第10戦スペインGP（バルセロナ・カタルーニャ・サーキット）の初日を終えて、ビザ・キャッシュアップRBのアラン・パーメイン（レーシングディレクター）が次のように語った。

●【2024F1第10戦スペインGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数／タイムスケジュール・全セッションの結果

■アラン・パーメイン（RB、レーシングディレクター）

「今日は順調な一日とは言えませんでした。FP1では少しばかり問題がありました。ユウキの車の冷却システムの1つに問題があり、走行時間を修理の時間に費やしてしまいました。

新しいリアウィングのDRSにも問題があり、FP1の残り時間は慎重を期して閉じたまま走行しました。当然、これによりラップタイムが大きく影響を受け、正しい条件で走行できないと車のバランスを完全に感じ取ることはできません。

FP2では、ファクトリーが新しいウィングの完全な分析を行っている間、いくつかの変更を加え、以前の仕様のウィングに戻しました。両車のセットアップを調整し、リアエンドの安定性を少しでも向上させようとしましたが、FP2でも両ドライバーとも完全には満足していませんでした。リアエンドのグリップが不足しており、今夜のうちにセットアップを改善し、明日に向けてタイムシート上位に戻るための作業が必要です。

アップグレードから得られる数値には満足しており、すべてが順調に機能しています。焦点は車のメカニカル的な部分とサスペンションのセットアップの改善にあります」