F1第10戦スペインGP(バルセロナ・カタルーニャ・サーキット)の予選を終えて、ビザ・キャッシュアップRBのジョディ・エジントン(テクニカル・ディレクター)が次のように語った。
●【2024F1第10戦スペインGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数/タイムスケジュール・全セッションの結果
■ジョディ・エジントン(VCARB、テクニカル・ディレクター)
「皆が一生懸命努力し、一晩で多くの変更を加えたことは確かです。また、アップデートに関する初期のフィードバックからも、大まかには期待に応えていることが示されています。しかし、ここバルセロナで車から十分なパフォーマンスを引き出すことができていません。中団争いが非常に僅差なので、調子が悪いとすぐにグループの後方に下がってしまいます。今日はまさにそのような結果になってしまいました。
車のバランスに関しては多少の改善が見られましたが、それだけでは不十分でした。今夜のうちに多くの課題を解決する必要があり、(次戦)オーストリアに向けてもさらに準備が必要です。特にバルセロナで収集した空力データを詳細に分析することが重要です。
一方で、両ドライバーは多数のテスト項目の評価においてエンジニアリングチームをしっかりとサポートし、提供された車から最大限のパフォーマンスを引き出してくれました。そのため、前進するために必要なステップを踏むためのデータをたくさん得ることができました」