カルロス・サインツ(現フェラーリ)が2025年以降の新しいF1チームを発表するまで、あと数日だという。
●【2024F1第10戦スペインGP】スターティング・グリッド/タイムスケジュール・全セッションの結果
スペインのメディアによれば、フェラーリを離れるサインツはウィリアムズとアウディ(ザウバー)のどちらにするかを、日曜日、月曜日、火曜日の間には決定しないが、すぐに発表する予定だという。
「僕の決定が影響を与えるライバルには知らせるよ。僕はいい人だからね」と29歳のサインツは笑顔で語った。
ケビン・マグヌッセンは今週末、サインツをドライバー移籍市場の「ボトルネック」と表現していた。
「ただ、家で数日間過ごす必要があるだけなんだ」とサインツは付け加えた。
ウィリアムズのジェームス・ボウルズ代表は、サインツを獲得するために、ドライバーに有利なオプションが豊富な4年契約と魅力的な給与パッケージを提示したと報じられている。
しかし、アウディ所有のザウバーが提供する長期的な契約と給与構造の方がさらに魅力的かもしれない。
「彼は我々が話をしたドライバーの一人だ」とザウバーのアレッサンドロ・アルンニ・ブラヴィ代表はバルセロナで『Sky Italia』に語った。
「彼は才能、モチベーション、スピードをチームにもたらすことができる。しかし我々にとって重要なのは、長期的にコミットできるドライバーだ。決定は近いが、カルロスだけでなく他のドライバーとも話をしている」
アウディのもう一つの選択肢としてアルピーヌのピエール・ガスリーも候補に上がっている。
「我々はこの長い旅の始まりから共に歩んでくれるドライバーを求めている。そして、今やその決定が近づいている。我々はクルマの準備を始める必要があり、来年のドライバーは重要な要素だ」とブラヴィは付け加えた。
「カルロスや、すでに契約しているニコ・ヒュルケンベルグのようなドライバーは我々に多くをもたらしてくれると思うが、市場には我々が求める特性を持つ他のドライバーもいる」
「だから、カルロスのことだけを話したくない。他のドライバーにも敬意を持たなければならないからだ」