アメリカのインディカーに移籍する次のF1ドライバー候補としてローガン・サージェントが挙がってきた。
現在、F1パドック全体が、苦戦を強いられている23歳のフロリダ州出身のサージェントは、2025年にカルロス・サインツやバルテリ・ボッタス、あるいは17歳の期待のルーキーであるキミ・アントネッリといったドライバーに取って代わられるのはほぼ確実だという意見で一致している。
■来季は佐藤琢磨らとインディ500で戦う?
そして今、モーターレーシング・ライターで作家のイェルーン・デンメンダールは、インディカー関係者の間でサージェントが来年、アメリカのシリーズに移籍する可能性が「非常に高い」と聞いていると語った。
「正式な発表は、夏休み前の7月になるだろう」と彼は推測している。
サージェントは、マーカス・エリクソン、アレクサンダー・ロッシ、ロマン・グロージャン、佐藤琢磨など、インディカーに名を連ねる元F1スターたちの仲間入りをすることになる。
■サージェント「戦い続ける」
ようやくアレックス・アルボンと同じフルアップグレード仕様のクルマが与えられたと宣言したにもかかわらず、サージェントはバルセロナで特に難しい週末を過ごし結果を出すことが出来なかった。
「残念なことに、最終的にクルマは同じ仕様ではなかった」とサージェントは日曜日に明かした。
「持ち込んだフロアが性能を発揮していないのは残念だ。これは僕やチームにとって良いことではなく、誰もがこの状況を望んでいない」
「どんな状況でも戦い続けるよ」とサージェントは付け加えた。