ミック・シューマッハは来週、フランスのポール・リカール・サーキットで2022年仕様のアルピーヌA522をテストする予定だ。
●【2024年F1チャンピオンシップ・ランキング表】アルピーヌのランキングは?/第10戦F1スペインGP終了後
7度の世界チャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハの息子であるミック・シューマッハは、2022年末にハースのシートを失って以来、メルセデスのリザーブドライバーを務めながら、アルピーヌからWEC(世界耐久選手権)とル・マン24時間レースに参戦している。
シューマッハはイギリスGP週末の前の週にフランスのサーキットで1日走行する予定で、アルピーヌの2022年仕様のマシンを運転するのは初めてとなる。
シューマッハはハースのシートを失ってからF1マシンでの走行はほとんどないが、昨年、メルセデスでピレリのタイヤテストを完了したほか、2021年仕様のマクラーレンでも走行を行ってきた。
ミック・シューマッハは、来週、ジャック・ドゥーハンとともにテストする予定だ。
アルピーヌはエステバン・オコン(アルピーヌ)と袂を分かつことになり、1つのシートを巡って動きが活発になってきた。
フラビオ・ブリアトーレをアドバイザーに迎えてからのアルピーヌは、ウィリアムズやザウバー入りが有力視されているカルロス・サインツの父親とのミーティングが目撃され、さらにミック・シューマッハのテストも決まり、あらゆる可能性を模索している。
アルピーヌのシート候補者リストには、サインツの他、10回のレース優勝経験を持つバルテリ・ボッタスも候補に挙がっているとみられるが、そこにドゥーハンとシューマッハも加わった形だ。