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メルセデスF1「11月まで待つ」と公言、フェルスタッペンの大型移籍狙う!

2024年06月27日(木)6:44 am

メルセデスF1代表のトト・ヴォルフは、今年できる限り長くメルセデスのシートをマックス・フェルスタッペンのために空けておくことを認めている。

数日前、メルセデス本社のオラ・ケレニウスCEO兼会長が、来年ルイス・ハミルトンの後任に選びたい人物として、若き世界チャンピオンを挙げたことで話題となった。「カードは再びシャッフルされている」と彼は言い、「シルバーもマックスによく似合うだろう」と述べた。

チーム代表で共同オーナーのヴォルフも、17歳の有望株キミ・アントネッリ以上にフェルスタッペンを優先することを公言している。彼はフェラーリのドライバー、カルロス・サインツを待たせるのはフェアではないとし、「彼を待たせたくなかった。柔軟性を保つために、決定をできるだけ遅らせたい。11月までは決断を下せないと思う」と語った。

一方で、フェルスタッペンは2028年まで契約を結んでおり、レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、メルセデス陣営がレッドブルを「不安定にしようとしている」と考えている。

しかし、レッドブル内部の権力闘争はすでにエイドリアン・ニューウェイの離脱を招いており、ヘルムート・マルコ博士も離脱の可能性を否定していない。

このような状況で、ヴォルフはこう語った。

「クリスチャンはフェルスタッペンが残ると信じていればいい。我々の仕事はルイスとジョージ(ラッセル)がシーズンを高いレベルで終えられるようにすることであり、W15がマックスを納得させるクルマかどうかはこれからだ」と述べた。

■レッドブルF1は危機に瀕する?

また、フェルスタッペンが去った場合、レッドブルは大きな低迷に直面するだろうとヴォルフはほのめかした。

「レースに勝っているのはマックスであり、レッドブルではないと思う。クルマは堅実だが、(セルジオ)ペレスはうまくいっていない。マックスが違いを生んでいるんだ」

元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースも、現在のレッドブルは危機的状況にあると考えている。

「我々は皆、ニューウェイが去ることは問題ではない、ピエール・ワシェこそ重要だからだ、と言っているのを耳にする。しかし、全ての敬意を払って言うが、最近のレースを見てもクルマは良くなっていない」と彼は『Viaplay』に語った。

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