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フェラーリがアップグレードで再び“アレ”に苦しむ「シルバーストンまでに解決策を見つける」

2024年06月30日(日)22:45 pm

2024年シーズン中盤になって、フェラーリは再び厄介な空力現象である「ポーポイズ現象」に悩まされている。

●【2024F1第11戦オーストリアGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数/タイムスケジュール・全セッションの結果

2022年の新しいグラウンドエフェクトルールの導入により突然浮上したこの問題は、ほとんどのチームが解決しているが、フェラーリは最新の大規模アップグレードにより再発した。

チーム代表のフレデリック・バスールはオーストリアで、「クルマのバウンシングは週末の最も厄介な驚きで、高速コーナーではドライバーにとって本当に悩んでいる。少し修正はしたけど、十分ではない」と認めた。

カルロス・サインツは週末の大部分でマックス・フェルスタッペンのレッドブル、マクラーレン、さらにはメルセデスの後ろに立っていると述べ、クルマのセットアップを通じてバウンシングを最小限に抑えようとしていると『DAZN』に語った。

「バルセロナでもここでも、この現象を取り除くためにクルマを少し変えようとしているけど、かなり苦しんでいるんだ。クルマを速くすることはできたけど、バウンシングにかなり苦しみ、何度か大きな恐怖を味わったよ」

サインツは、この問題がパフォーマンスに大きな影響を与えていることを認めた。

「車高を望むほど低くすることができないのは、バウンシングが再発するからだ。これが最高速度に影響を与えているんだ。これはすべてスペインから導入した新しい部品に関連しているけど、ターン7と9ではマックスに対して1コーナーごとに0.1秒を失っている」

「解決策に向けて全力で取り組んでいるけど、バウンシングがない場所ではアップグレードがうまく機能しているのがわかっている。でも、バウンシングを抑えるのに精一杯だと、新しい部品で得たものを他のセクションで失ってしまうんだ」

「この状況は理想的ではないけど、遅くともシルバーストンまでにはコントロールできると確信しているよ」

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