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【動画・画像】1台10億円のRB17世界初公開!レッドブルF1がグッドウッドで20周年記念、歴代F1マシンとドライバーが集結

2024年07月17日(水)21:36 pm

レッドブル・レーシングは先週開催された『グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード』で20周年記念イベントを開催した。

■『RB17』を世界初披露!お値段は?

グッドウッド・パドックではエイドリアン ニューウェイ、クリスチャン ホーナー、テクニカル・ディレクターのロブ・グレイが『RB17』を世界初披露した。

レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズで完全に自社設計、開発、製造されたハイパーカーは、セミストレス・ミッドマウントのV10エンジンにより最高速度350km/h以上を誇る。完全受注生産のRB17の生産台数はわずか50台で、その価格は明らかにしなかったが、500万ポンド(約10億円)以上とされ、厳しいプロトタイプ・テスト・プログラムの成功を経て、グッドウッドで世界初お披露目となった。

日曜日には、レッドブルの過去と現在のドライバーたちが、それぞれのレッドブルF1カーとともに有名なグッドウッド・ヒルに集結し、フェスティバルの31年の歴史の中で最大のF1カーの行列を形成した。

チームの20周年を記念したイベントで走ったマシンとドライバーは以下の通りだ。

・RB1:クリスチャン・クリエン
・RB6:マーク・ウェバー
・RB7:ダニエル・リカルド
・RB8:クリスチャン・ホーナー
・RB9:デビッド・クルサード
・RB16B:マックス・フェルスタッペン
・RB18:セルジオ・ペレス
・F1アカデミーカー:ハムダ・アル・クバイシ

CEO兼チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、7勝したRB8でデビューを果たした。

エイドリアン・ニューウェイは、アストンマーティンとチームが共同で製作したクルマ、アストンマーティン・ヴァルキリーで登場している。

■クリスチャン・クリエン(RB1)

「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでRB1と再会できたのは素晴らしいことだ。レッドブル・レーシングのすべてが始まった場所だ。丘を駆け上がるV10のサウンドは信じられないほどだったし、観衆を見るのも素晴らしかった。

他のクルマが僕の後ろにいて、その進化を目の当たりにすることで、レッドブル・レーシングの成長を実感することができた。初期のころにチームの一員になれたことは光栄だったし、今日、それを追体験することができた」

■マーク・ウェバー(RB6)

「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのエネルギーは比類なく、レッドブルがこのイベントで自分たちのF1パドックを作り上げたという事実は信じられない。20回目のシーズンを祝うための道を切り開いたストーリーを語るには完璧な方法だ。

RB6をドライブすることは、私にとって素晴らしい思い出を蘇らせてくれた。レッドブルでドライブしたクルマの中で一番好きなF1マシンであり、宝飾品であり、チームの歴史の偉大な一部でもある。DC(クルサードの愛称)をはじめとする過去と現在のドライバーたちとともにステアリングを握ったことは、今日とても特別なことだった」

■ダニエル・リカルド(RB7)

「レッドブル・ファミリーの一員であることを誇りに思う。20年分の思い出を目の前にすると、その間にチームがどれだけ多くのことを成し遂げてきたかを思い知らされる。チームの形成に貢献してきた多くのドライバーたちと一緒にいて、このことを分かち合い、いくつかのストーリーを共有できるのはうれしいことだ。

僕の成功の多くのこと、そしてキャリアの大部分はレッドブルとともにあったし、レッドブルが史上最も成功したチームのひとつであることを考えると、とても素晴らしいことだ。グッドウッドはいつも、F1だけでなくモータースポーツ全般がいかにクールなスポーツであるかを思い出させてくれる。スポーツの一愛好家として、たくさんのことが用意されているし、ショーのちょっと一端を担うことができるのはうれしいことだ」

■クリスチャン・ホーナー、CEO兼チーム代表(RB8)

「栄光のグッドウッドは今日、その名に恥じないものとなった。レッドブル・レーシングの歴史が息づくこの象徴的な丘を駆け上がるのは、本当に信じられない瞬間だった。F1参戦20年目となる今シーズンも記録を更新し続けているが、グッドウッドに過去最大のF1マシンのパレードを持ち込んだことは忘れられない。

レッドブル・レーシングの歴史において重要な役割を担ってきたドライバーやチームのメンバーたちとともにステアリングを握ることができたのは光栄だった。このメンバーが再び一堂に会することは特別なことだ」

■デビッド・クルサード(RB9)

「レッドブル・レーシングは、F1史上最も成功したチームのひとつとなった。そのレッドブル・レーシングの20周年を、モータースポーツの究極の祭典であるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで祝うことは、とても特別なことだ。週末にステアリングを握り、チームの信じられないようなファンに会うことができて、最高の気分だった。

オラクル・レッドブル・レーシングは、この素晴らしいスポーツを創造した巨人たちの肩の上に立っている。もちろん、どのチームも、どの世代も、より良くあるべきで、レッドブル・レーシングはそれを次のレベルに引き上げている。今日、チームのドライバーたちと再会し、この壮大なイベントに参加できたこと、そして僕たちがレースを愛する理由を思い出させてくれたことは、とてもうれしいことだった」

■マックス・フェルスタッペン(RB16B)
「みんなが一堂に会し、チームの信じられないような歴史を祝うことができてうれしい。グッドウッドに来るのは初めてだから、今年20周年を記念してレッドブルが大挙して参加してくれるのは素晴らしいことだし、すべてのクルマが丘を駆け上がっていくのを見るのはいい瞬間だ。最後にすべてのクルマが整列し、ドライバーたちが昔のクルマに乗っているのを見るのはとても特別なことで、祝福すべきことだ。

またRB16Bをドライブし、チームの歴史の一部となったすべての人たちが一堂に会するのを見るのは素晴らしいことだった。この20年間に関わってきたすべての人たちから、多くのことを感じることができた。ドライブも楽しかったし、最後にドーナツ(ターン)をするのも楽しかった。すべてが素晴らしい経験だったよ」

■セルジオ・ペレス(RB18)

「チームにとって特別な日だ。レッドブル・レーシングの歴史の大きさを思い知らされるような日だし、それを祝うために一緒になることは、僕たちにとって特別な瞬間なんだ。今日はチームとしてさらなる歴史を刻むことができたし、その一翼を担えるということは、いつも特別な気分にさせてくれる。

グッドウッドのようなイベントはリラックスできる時で、チームの素晴らしいファンやモータースポーツのファンと過ごす時間が増えるから、いつも本当にうれしい。RB18に乗った途端、モナコでの優勝のような思い出がよみがえってきて、とても楽しい一日だった」。

■ハムダ・アル・クバイシ(F1アカデミーカー)

「忘れられない週末になりました。レッドブル・レーシングの20周年のお祝いに参加できたこと、そしていつも尊敬している多くの伝説的なドライバーたちに混じってラインナップに加われたことは本当に素晴らしかったです。

初めてのヒルクライムを終えて、どれほど嬉しかったか、私の顔を見ればわかるでしょ。ここはいつものトラックに比べてグリップがちょっと少ないので、F1アカデミーのクルマでドリフトしながら走りました。一生忘れられない週末になりました!」

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