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ドライバー刷新決定!ハースF1、マグヌッセン離脱を発表、小松代表は今後の協力を模索

2024年07月18日(木)19:35 pm

ハースF1チームは、ケビン・マグヌッセンが2024年F1シーズン終了後にチームを離れることを発表した。

マグヌッセン(31歳)はチーム史上最も長く在籍したドライバーであり、7年間で135レース、キャリア通算では175レースに出場している。2018年にはF1ドライバーズチャンピオンシップでキャリア最高の年間9位を記録し、チームをコンストラクターズチャンピオンシップで年間5位に導いた。

ハースF1はすでに来季からスクーデリア・フェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーである19歳の新人オリバー・ベアマンの起用を発表しており、チームを知り尽くしたベテランの存在は重要だが、マグヌッセンは以前「若者の面倒を見るためにここにいるわけじゃない」と育成係を拒絶していた。

また、最近ではアルピーヌから契約を解除されたエステバン・オコンのハースF1移籍が決まったとも言われており、このうわさを加速させる発表となった。

■小松礼雄チーム代表「今後も何らかの形で共に働く方法を見つけたい」

チームプリンシパルの小松礼雄は、次のように述べた。

「ケビンがチームに与えてくれたすべてに感謝したいです。彼は我々のドライバーラインナップの基盤であり、チーム復帰後にバーレーンGPでの驚異的な5位フィニッシュを含む、数々の素晴らしい瞬間を共有してきました。彼はその週末にF1カーをドライブすることを予想していませんでしたが、見事なパフォーマンスを見せ、チーム全体に大きな刺激を与えてくれました」

「今年はまだ多くのレースがあり、ケビンと共にチャンピオンシップでどのような成果を達成できるか楽しみにしています。ケビンとの特別な関係を考えれば、今後も何らかの形で共に働く方法を見つけたいと考えています。彼のF1での豊富な経験とチームの運営に関する知識は、我々の成長と発展にとって非常に価値があるものです」。

■ケビン・マグヌッセン「ジーン・ハースに感謝したい」

ケビン・マグヌッセンは、次のように語った。

「マネーグラム・ハースF1チームのみんなに感謝したい。ここ数年間、この素晴らしいチームでレースができたことを誇りに思っている。特に2022年に再びF1に戻してくれたジーン・ハースに感謝したい。当時、僕はF1でのキャリアが終わったと思っていた。チームとの素晴らしい瞬間は決して忘れない思い出だ。次のレースキャリアの章を楽しみにしているが、2024年の残りの期間も全力を尽くすつもりだよ」

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