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ハースF1、エステバン・オコンと2025年からの複数年契約を発表!旧知の仲である小松礼雄代表と新たな挑戦へ

2024年07月25日(木)17:12 pm

ハースF1チームは、エステバン・オコンと2025年からの複数年契約を発表した。

オコンは、2016年のF1デビュー以来、これまでマノー・レーシング、フォース・インディア、ルノー、アルピーヌでレースを重ね、2021年にはハンガリーGPで優勝を果たした。

オコンは通算146戦というキャリアを持ち、3回の表彰台を経験。2022年にはドライバーズチャンピオンシップ8位という最高成績を収めている。2024年シーズンでは、マイアミ、カナダ、スペインでの10位フィニッシュを含む3回のトップ10入りを果たしている。

■小松礼雄代表「10年前のF1デビュー時から知っている」

オコンが初めてF1を経験したのは、2014年にロータスF1チーム(現アルピーヌF1チーム)のテストドライバーとしてスペインのバレンシア・サーキットで行われた『E20』のテストで、その時にエンジニアを務めたのが小松礼雄チーム代表(ハース)だった。

「エステバン・オコンがマネーグラム・ハースF1チームに移籍することになり、とてもうれしく思っています。彼の才能は以前から知っていましたし、私たちの付き合いは、エステバンが初めてF1カーで走った時にさかのぼります」

「当時、彼は2014年のヨーロッパF3選手権で優勝したばかりで、ジュニアカテゴリーでの力強いパフォーマンスからその才能を発揮していた。その後、エステバンはF1で確固たる才能を発揮するようになり、もちろんグランプリ・ウィナーにもなった。彼自身の才能だけでなく、マニュファクチャラーチームで働いた経験も含めて、彼がもたらしてくれるものは、組織としての成長において我々にとって有利に働くでしょう」

「来年はオリバー・ベアマンの横に経験のあるドライバーを置くことが不可欠でしたが、エステバンはまだ27歳。ハングリーでダイナミックなドライバーコンビができたと思うし、2025年に向けてエステバンをマネーグラム・ハースF1チームに迎え入れることを楽しみにしています」

■ハース、オコンは間違いなく適任だ

マネーグラム・ハースF1チームのチームオーナーであるジーン・ハースは、次のようにコメントしている。

「F1での実績があるドライバーを起用することが重要だったが、グランプリ・ウィナーであるエステバンは間違いなくその条件に当てはまる。

エステバンは、これまで所属してきたチームで、常に中団の中にいてポイントを獲得してきたことを証明してきた。トラックでのパフォーマンス向上を目指すうえで、その継続性を生かしたいと考えている。我々は若さと経験を融合させた将来のドライバーラインアップを持っており、その結果を見るのが楽しみだ」。

■オコン「アヤオとまた働けて嬉しいよ」

「2025年シーズンの開幕からマネーグラム・ハースF1チームの一員となり、F1キャリアの新たな章を踏み出すことにワクワクしている。

「非常に野心的なレーシングチームに加わることになるけど、そのスピリット、仕事に対する姿勢、そして紛れもない上昇気流には本当に感心させられた。ジーン・ハースと小松礼雄の信頼とサポート、そしてここ数ヶ月の誠実で実りある話し合いに感謝したい」

「個人的なことだが、10年以上前、ロータス・ジュニア時代に初めてF1クルマに乗った時、彼は僕のデビュー時の一員だったから、また一緒に働けてとても嬉しいよ」

「マネーグラム・ハースF1チームは、将来に向けてエキサイティングな計画と明確な目標を掲げている。カンナポリ、バンバリー、マラネロのみんなと一緒に働き、この素晴らしいプロジェクトの一員となることをとても楽しみにしている」

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