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サインツ、メルセデスF1のシート獲得の可能性は小さいと認めるー休暇やリザーブの勧めにサインツの反応は?

2024年07月27日(土)16:37 pm

カルロス・サインツ(フェラーリ)は、2025年にチャンピオンシップを狙えるシートを確保する可能性が「小さい」ことを認めた。

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現在、サインツはアウディ、アルピーヌ、ウィリアムズからのオファーを検討しているが、メルセデスやレッドブルのシートを希望しているため、F1ドライバー市場の「ボトルネック」となっている。しかし、マックス・フェルスタッペンがレッドブルを離れる可能性は低く、17歳キミ・アントネッリはメルセデスのシートにますます近づいている。

■リザーブを勧める元F1ドライバー

元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、29歳のサインツにとって、中団チームのオファーを断り、2〜3年間フェラーリのリザーブドライバーとして過ごすのが良い戦略かもしれないと考えている。

しかし、サインツはベルギーで「絶対にない」と断言した。「サバティカル(休暇)は全く考えていない。1年休んだり、どこかのサードドライバーになったりするよりも、むしろ中団チームに行き、キャリアのピークにある自分のスキルを活かしてチームを助ける方が良いよ」

現時点ではサインツの最有力候補はアルピーヌだと見られているが、元フェラーリF1代表であるマッティア・ビノットがアウディに加入したことが状況を変えた可能性がある。

しかし、サインツは「特に変わらない」と答えた。

「あまり多くのヒントを与えるつもりはないし、自分に時間を与えて、変わり続ける状況を分析し続けるよ」

「来年のベストな選択は、チャンピオンシップを狙える車であり、それが僕の最優先事項だ。だけど、その可能性が小さいことは皆が知っている。もしそれが叶わない場合は、近い将来のためにベストの選択をする」。

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