F1ベルギーGPが最後？ペレス「ヘルムートに聞いてくれ」後任候補がリカルドの理由は？
レッドブルは、8月の夏休み明けに両F1チームで異なるドライバーラインナップを整える見込みだ。
●【2024F1第14戦ベルギーGP】全セッションのタイム、周回数／タイムスケジュール
■レッドブルはリカルド昇格か？
ダニエル・リカルドは、ジュニアチームのRBから完全に外されるか、少なくとも2024年後半にはレッドブル・レーシングに昇格する可能性がある。
「当然、レッドブル・レーシングに昇格することが目標だよ」とオーストラリア人のリカルドは語った。「復帰したいけれど、『僕がここにいるのか？』という話もあるのは知っているよ」。
■ペレスはF1ベルギーGPが最後？
セルジオ・ペレスも、F1ベルギーGPが2024年シーズンの最後のレースになる可能性がある。
チームボスのクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンとの差が「まだ大きすぎる」と認めている。
「チェコの未来は彼自身の手にかかっている。残りの11レースでコンストラクターズ・タイトルを守らなければならないので、ポイントを獲得できる2人のドライバーが必要だ。経験は重要だ」とホーナーは『Sky Italia（スカイ・イタリア）』に語った。
ホーナーが「経験」を強調したことは、若いニュージーランド人のリアム・ローソンにとって明らかに打撃となるが、ローソンはリカルドのシートを埋める可能性が非常に高い。
それでもペレスは、契約にあるパフォーマンス不振の条項が適用されることを否定しているが、チームのアドバイザーであるヘルムート・マルコ博士は最近その条項について繰り返し言及している。
「それはヘルムートに聞いてくれ。だけど、ランキングにおける目標を与えられたことは全くない」とペレスは主張した。
マルコ博士はスパで「彼はマックスに近づくか、妥当なポイントを獲得しなければならない」と述べた。
RBとローソンについては、RBのローラン・メキーズ代表が、レッドブルが夏休み中にドライバーラインナップを変更する可能性を認めている。
「確かに多くの憶測が飛び交っていますが、私たちは夏休みにドライバーの将来について話し合うつもりだと公言しています」。
