18歳なりたてのアントネッリ、母国イタリアGPでF1公式デビュー決定！「感動的な瞬間に」ティフォシの前で走る若き才能 来季デビューは？
メルセデスのトト・ヴォルフ代表は、若きキミ・アントネッリが、母国のイタリアGPでF1デビューを果たすと発表した。
アントネッリは、日曜日にF1スーパーライセンス取得可能な18歳になったばかりのF2ドライバーだが、2025年シーズンからフェラーリへ移籍するルイス・ハミルトンに代わりジョージ・ラッセルのチームメイトになるのではないかと予想されているが、メルセデスはまだ正式に計画を発表していない。
しかし、トト・ヴォルフは、来週末のモンツァで金曜日に行われるフリー走行1回目で、1シーズン2回のルーキー出場というルールを消化するため、キミ・アントネッリにチャンスが与えられると語った。
キミ・アントネッリは、過去2年間でイタリアンF4、ADAC F4、フォーミュラ・リージョナル・ミドルイースト、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアンで連続タイトルを獲得し、ジュニアシリーズで強烈な印象を残してきた。
アントネッリは今シーズンからF2に参戦しており、シルバーストーンのスプリントレースとハンガロリンクのフィーチャーレースで勝利し、現在ランキング7位につけている。
ザントフォールトで、アントネッリの誕生日祝いにイタリアでのFP1ドライブをプレゼントするのか、と尋ねられたトト・ヴォルフは、「それはいい考えだ。そうしよう」と答えた。
「本当に感動的な瞬間になるだろう」
トト・ヴォルフは、当時11歳のキミ・アントネッリがゴーカートをドライブしていた頃から追いかけてきており、「モンツァの金曜日のFP1で、ティフォシの前でイタリアの若者が競争力のある車に乗って走る姿を見るのは…イタリアのすべての人が誇りに思えるものになると思うよ」と語った。
■来季の起用はまもなく発表
2025年の起用については明言しなかったものの、「来年、ジョージとキミがうまくいくことを願っている。ジョージのチームメイトとして、2番目のシートに誰が座るかは、もうすぐ正式に発表する」とすでに宣言している。
これまで2025年からマックス・フェルスタッペン（レッドブル）を引き抜こうとわずかな可能性に賭けて待っていたが、「（可能性は）10対1か9対1だったかもしれない。それでもあきらめたくはなかったが、夏の間、2025年を決定する前に何かが起こるのを待つべきではないという合意に達した」と述べている。
