F1シンガポールGP予選でQ1敗退の16番手に終わったダニエル・リカルド(RB)は、ソフトタイヤのパフォーマンスに苦しんだことを明かした。
リカルドにとって、期待に応えられなかった予選結果は悔しいものとなったが、明日の決勝レースではポイント獲得を目指し、気持ちを切り替えて挑むことが求められる。
●【2024F1第18戦シンガポールGP】全セッションの結果・タイムスケジュール
■ギヨーム・デゾトー(RB F1車両パフォーマンス責任者)
「Q3に返り咲きました!金曜日に手堅いパフォーマンスを見せ、エンジニアリング・グループはクルマのバランスを最適化し、ソフトタイヤのポテンシャルを最大限に引き出すための微調整に集中しました。予選全体を通じて、我々のマシンがこのタイプのサーキットで競争力を持っていることが確認され、チーム全体としても強力なパフォーマンスを見せることができました。
ユウキ(角田裕毅)は堅実なラップを重ねてQ2、そしてQ3へと進み、8番手という明日のレースに向けて良いスタートポジションを獲得しました。
ダニエルも同様に良いペースを見せましたが、いくつかのコーナーでブレーキングの限界を見極めるのが難しく、Q2進出をコンマ1秒差で逃してしまいました。僅差の中団の中では、細かい部分がすべてを左右するため、この限界点をより深く理解する必要があります。
今夜はレース戦略やタイヤの使用方法について様々な選択肢を検討し、明日ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権でのポジションを守ることを目指します。」