記事要約
・ルイス・ハミルトンがV10やV12エンジンの復活を望んでいる。
・F1関係者の間では、2026年のハイブリッド強化が優先されるべきとの意見もある。
・ハミルトンは「持続可能な形での大排気量エンジンの復活」を理想としている。
■ ハミルトン、F1の未来にV10やV12エンジンを希望
7度のF1王者ルイス・ハミルトン(フェラーリ、40歳)がF1の未来について語り、大排気量エンジンの復活を望む姿勢を示した。
F1のパワーユニット(PU)は現在、ターボハイブリッドが主流だが、ハミルトンは「持続可能な形でのV10やV12エンジン」への回帰を望んでいる。
■ 2026年のハイブリッド強化と対立する意見
F1のCEOであるステファノ・ドメニカリやFIA会長のモハメド・ベン・スレイエム、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表も、このアイデアに興味を示している。
しかし、メルセデスのトト・ウォルフ代表やフェラーリのフレデリック・バスール代表は、まずは2026年のハイブリッド強化に注力すべきだと考えている。
ウォルフは「新レギュレーションが始まる1年前に、さらに先の未来について議論すると、我々が伝えたいメッセージが薄まる危険性がある」と懸念を示した。
■ ハミルトン「未来のF1は音が重要」
ハミルトンはフェラーリのミラノでのイベントに登場し、F1の未来に何を期待するのかと尋ねられると「20年後には、素晴らしいレースと良いサウンドを奏でる車が走っていることを願っています」と語った。
また、「完全に電動化されるのではなく、持続可能なV10やV12のエンジンが二酸化炭素排出量ゼロとかになるのが理想です」と述べた。
ハミルトンは昨年ブラジルで開催されたF1サンパウロGPで、憧れのアイルトン・セナのマシンMP4/5Bでデモランを実施し、ホンダV10サウンドを轟かせた。
F1が今後どの方向に進むのか、2026年以降の動向に注目が集まる。
■McLaren Honda MP4/5B Laps | 2024 Sao Paulo GP
2024年F1サンパウロGPで行われたアイルトン・セナ没後30周年記念マクラーレン・ホンダMP4/5Bのデモ走行映像。現地の様子。
■Sound of McLaren Honda MP4/5B | 2024 Sao Paulo GP
2024年F1サンパウロGPで行われた、アイルトン・セナ没後30周年記念McLaren Honda MP4/5Bデモ走行時のエンジンテストの様子。
■McLaren Honda MP4/5B Onboard | 2024 Sao Paulo GP
2024年F1サンパウロGPで行われた、アイルトン・セナ没後30周年記念McLaren Honda MP4/5Bデモラン走行のオンボード映像。ドライバーはルイス・ハミルトン。