記事要約
・フェラーリとHPがマイアミGPで特別仕様のリバリーを発表、赤・白・エレクトリックブルーの非対称デザインを採用。
・軽量・高耐熱の新素材を用い、環境配慮型で施工効率も高めた次世代フィルム技術を共同開発。
・HP製デバイス導入によりマラネロや現場の業務効率が向上、ファン向け体験イベントも展開中。
■フェラーリ、マイアミGPに特別リバリーを導入 HPとの共同開発で“未来のカラーデザイン”を実現
フェラーリとHPは、タイトルスポンサー契約締結1周年を記念し、F1マイアミGPで特別仕様のリバリーをお披露目した。両社が共同でデザインと開発をしたこのリバリー(カラーリング)は、ビジュアルデザインとパフォーマンスの限界を押し広げるものとなっている。
この特別仕様のリバリーは、フェラーリの伝統的な赤を基調に、HPのシグネチャーカラーである白とエレクトリックブルーを組み合わせたデザイン。新たに共同開発された塗装技術が採用されており、今後のF1デザインの可能性を切り開く第一歩となる。
■軽量かつ高耐熱の新素材 “技術革新”を象徴
このリバリーは、フェラーリとHPのエンジニアリングチームによる共同プロジェクトの成果だ。フェラーリのマラネロ拠点とHPのバルセロナ拠点の技術者が連携し、素材の実験や新技術の応用に取り組んできた。
新たに開発されたフィルムは、従来比で最大14%の軽量化と17%の薄型化を実現。熱への耐性も高められており、PVCフリーで100%リサイクル可能な環境配慮型素材となっている。塗布にはHPの最新ラテックス技術が用いられている。
両社は今後もこの分野での共同研究を継続し、施工時間の短縮と、より高いデザイン自由度の実現を目指していくという。
■フェラーリ史上初の“非対称”リバリー
マイアミGPで披露されるこのリバリーには、フェラーリ史上初となる非対称グラフィックが採用された。シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンがドライブするSF-25には、フロントおよびリアウイングにHPのエレクトリックブルーがアクセントとしてあしらわれている。
ホイールは白く塗装され、洗練された近未来的な印象を際立たせている。フェラーリの伝統的な赤とHPのカラーが融合したこのデザインは、両社の創造性と技術力を象徴するものとなった。
■マラネロと現場を“未来の職場”に変える
両社のパートナーシップはデザインにとどまらず、作業環境にも変革をもたらしている。フェラーリ本社およびF1の現場のモバイルオフィスには、HP製のノートPCやモニター、ワークステーション、プリンターなど、最新の機器が数多く導入されている。
これにより、業務効率・生産性の向上とチーム間の連携強化が図られた。HPとフェラーリは、テクノロジーによる職場環境の進化を通じて、より創造的で充実した働き方の実現を目指している。
■ファンゾーンでも体験型イベント
マイアミ市内のウィンウッド・マーケットプレイスに設置された「HPエクスペリエンス」エリアでは、両社のコラボレーションを体感できる展示や体験イベントが展開されている。
また、レース週末中には、ルクレールとハミルトンのレーシングスーツおよびヘルメットも、特別仕様のリバリーに合わせたデザインで登場予定だ。
●【F1マイアミGP】2025年F1開催日程・タイムスケジュール・結果




フェラーリとHPは、タイトルスポンサー契約締結1周年を記念し、F1マイアミGPで特別仕様のリバリーをお披露目した。(C)Ferrari
Built with purpose.
Codesigned for Miami.
Unveiling the new livery, to mark one year of the Scuderia Ferrari @HP partnership 🤝 pic.twitter.com/n0zSdx48XR— Scuderia Ferrari HP (@ScuderiaFerrari) April 30, 2025
A new look for Miami! 🔵⚪️ pic.twitter.com/K1KCwaRrw2
— Scuderia Ferrari HP (@ScuderiaFerrari) April 30, 2025