フェルスタッペンが明かすボルトレートとの“意外な友情”「F1に上がる前から尊敬していた」ボルトレート「カート時代にF1ドライバーから写真を求められたんだ」

2025年11月14日(金)8:13 am

記事要約


・フェルスタッペンとボルトレートが、F1前から続く友情のエピソードを語った。

・初対面はF4モナコ戦で、写真を求めたボルトレートに「全開で行け」と助言。

・2人はカート時代から親交があり、互いを尊重する関係で今もシミュレーターで共に走る。

・ボルトレートは「マシンでは野獣、降りたら優しい」と評し、父となったフェルスタッペンも心境を語った。

・将来的な共演についてフェルスタッペンは「同じチームなら最高」と笑顔で答えた。


■フェルスタッペンとボルトレートの“意外な友情” ブラジルの人気ポッドキャストで語られた2人の素顔

F1パドックの中でも意外な友情として知られるマックス・フェルスタッペンとガブリエル・ボルトレート。その関係の裏側が、ブラジルの人気ポッドキャスト番組『Pelas Pistas』で明かされた。

番組の中で2人は、ボルトレートがF1に到達するずっと前からの関係を振り返り、レースで見せる冷徹なフェルスタッペンとはまったく違う一面を披露した。

■モナコのF4で始まった“奇妙な出会い”

最初の出会いは、ボルトレートがザウバーからF1デビューを果たすよりはるか前、モナコでのF4レースだったという。フェルスタッペンがピットレーンでジュニアドライバーたちの走行準備を見ていたところ、当時まだ10代のボルトレートが突然ピットウォールを飛び越えてきた。

「マックス!写真撮ろう!」と叫ぶボルトレートに、フェルスタッペンは「こいつ何者だ?」と思ったという。ボルトレートは「フロントロウからスタートする前にアドバイスが欲しかった」と笑いながら振り返ると、フェルスタッペンは「全開で行け」とだけ答えたそうだ。結果は――「ターン1でクラッシュしたよ」とボルトレートは爆笑した。

■出会いの原点は“カート時代”

実は2人の出会いはそれより前、アドリアでのカート時代にさかのぼる。
フェルスタッペンは「長髪で全部勝ってる変なやつがいると思って、テントに行って挨拶して写真を撮ったんだ」と明かすと、ボルトレートは「F1ドライバーに写真をお願いされるなんて不思議な気分だった。すごく興奮した」と当時を語った。

■F1前から続く“尊敬と信頼”

以来、2人は親しい関係を築き、スリップストリームを共有したり、ドライバーパレードで談笑したり、シミュレーターで一緒に走るようになったという。
ボルトレートは「マックスはF1に上がる前から僕を尊重してくれた。他のドライバーの9割はF1にいないと目も合わせてくれない。でもマックスは違う。僕だけじゃなく、シミュレーターの仲間にも親切だった」と語る。

■シミュレーターでの“ガチ対決”

シミュレーターでの対決も話題に上った。「最初はコーナーごとにスピンしてたけど、マックスは完璧だった」とボルトレート。
フェルスタッペンは「今では一緒に走ってるけど、セッティングは彼がやってるんだ。自分のほうが上手いと思ってるけど、僕に近づくたびに何か変えて、結局遅くなる」と笑った。

■“野獣”の裏にある優しさ

ボルトレートはフェルスタッペンを「マシンの中では野獣、でも降りたら驚くほど優しい」と評し、「ファンと何時間でも話し続ける。僕らが止めないと終わらない」と明かす。

一方フェルスタッペンは「記者が嫌いなんじゃなくて、無駄なエネルギーを使いたくないだけ。全部はクルマの中で出す」と語り、さらに「父親になったからって遅くなることはない。悪いレースのあとでも娘の笑顔を見たら全部忘れられる」とも話した。

■“将来のチームメイト”の可能性も?

将来的にチームメイトになる可能性を問われると、フェルスタッペンは笑顔でこう答えた。
「僕はいつも、トラックの外でどういう人間かを見ている。ドライバー同士のペアが崩壊するのは、カメラのないところでの関係が原因だ。ガビ(ボルトレートの愛称)はハングリーだけど謙虚で、トラック上では圧倒的な強さを発揮する一方、トラック外では本当に自己分析ができるタイプ。僕は常にチームに対して“彼に注目しておけ”と言ってきた。数年後に速いクルマに乗ってくれたら嬉しいし、もし同じチームなら最高だね。」

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