アルピーヌF1は、ブルーノ・ファミンがチーム代表を退任することを発表した。
●【2024F1第14戦ベルギーGP】全セッションのタイム、周回数/タイムスケジュール
F1ベルギーGPのフリー走行1回目終了後、アルピーヌはファミンが8月末までにチーム代表の職を離れると発表。同時に、今後はヴィリー・シャティヨンでルノーグループのモータースポーツ活動全般を担当することが発表された。
アルピーヌは、「新しいチーム代表は追って発表する」としている。
アルピーヌは、昨年のF1ベルギーGPで前代表のオットマー・サフナウアー、スポーティングディレクターのアラン・パーメイン(現RB)を突然解任した後、暫定的にファミンがアルピーヌのチーム代表を務めていた。同時にチーフテクニカルオフィサーのパット・フライはウィリアムズへ移籍しており、上層部が離れてから明らかに苦戦している。
■後任はブリアトーレか?
今年6月21日には、かつてルノーF1をチャンピオンに導いたフラビオ・ブリアトーレがチームのエグゼクティブ・アドバイザーとして加入している。ブリアトーレは2008年に有名な「クラッシュゲート事件」を指示したとしてF1界から追放されていたが、今年F1チームに戻ってきたことについて注目を集めている。
古巣に復帰したアドバイザーのブリアトーレはすでに精力的に活動しており、ドライバー選定、人事、そしてルノー製パワーユニット(PU)を捨ててメルセデスPUへの切り替えを主導しており、今回のファミンの人事にも何らかの影響がありそうだ。