ウィリアムズのジェームズ・ボウルズ代表は、2024年シーズン終了前にドライバー交代の可能性を排除していない。
今週、フェラーリを離れるカルロス・サインツが2025年以降にウィリアムズに移籍する契約を結んだことが発表された。
苦戦するアメリカ人ドライバー、ローガン・サージェントはサインツにシートを奪われてしまったが、注目すべきは、ボウルズ代表はサージェントが夏休み後にシートを失う可能性も否定していないことだ。
「ローガンはこのチームでの地位を確立する必要がある。それはアレックス(アルボン)や私と同様だ。彼がウィリアムズでの定位置を得たとは言いたくないね」とボウルズは述べた。
サージェントは2024年シーズンで1ポイントも獲得しておらず、クラッシュによる損害でチームの予算を圧迫している。
一方、ボウルズは元上司のトト・ヴォルフとも依然として親密で、2人は2025年にメルセデスでのフルタイムデビューが予定されている17歳のキミ・アントネッリにウィリアムズでのレース経験を積ませることを計画しているかもしれない。
「トトが私たちに彼を無理強いしているわけではない。正直なところ、ローガンに成功するチャンスを与えたいんだ。でも、もしクルマを速くできるなら、そして速くするつもりなら、私にはチャンピオンシップでできるだけ上位に入賞する責任がある。もしローガンがその時点で結果を出せれば、それは素晴らしいことだ。もしそうでなければ、私は自分の選択肢を考え直さなければならない」